■SNSがきっかけのトラブル
SNSは「情報を探すため」「交流の輪を広げるため」などの目的で、利用者の増えている便利なコミュニケーションツールですが、さまざまな消費者トラブルのきっかけになることもあります。
◆事例・定期購入
SNSの広告を見て「1回限り」で注文した健康食品が、複数回購入が条件の「定期購入」だった。
◆事例・儲け話
SNSで「誰でも簡単に儲かる」「儲かるまでサポートする」という広告を見て高額な費用を払って契約したが、サポートも受けられず、簡単に儲けることはできなかった。
◆事例・転売チケット
SNSでやり取りした相手から、アイドルのコンサートチケットを譲ると言われ送金したが、チケットは届かず、その後相手と連絡が取れなくなった。
◇アドバイス
・大幅な値引きや低価格、過剰な効果を謳う広告、また「簡単に儲かる」「損はしない」などの投稿やメッセージはうのみにしないようにしましょう。
・SNS上の知り合いが、本当に信頼できる相手かどうかわかりません。連絡が取れなくなると、一度払ったお金を取り戻すことは困難です。慎重に判断しましょう。
・相手から写真や免許証などの身分証明書の情報を送るように求められるケースもありますが、送ってしまうと取り返すことは困難で、より大きなトラブルに発展することもあります。絶対に送らないようにしましょう。
相談受付時間:月~金曜日 午前9時~正午、午後1時~4時
問合せ:消費生活相談室
【電話】47-1106【FAX】44-7957
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