令和6年度から高齢者肺炎球菌ワクチンの定期予防接種対象者が変わります

4／26

令和5年度の対象者で接種を希望される方は、令和6年3月31日までに医療機関にご予約のうえ接種を受けてください。(接種の際には一部自己負担金がかかります。)なお、今年度中に接種を受けられなかった場合、今後は任意接種扱い(全額自己負担)となりますのでご注意ください。

■令和5年度の対象者
※対象となる方には令和5年4月に接種券を郵送しています。
・65歳(昭和33年4月2日から昭和34年4月1日までに生まれた方)
・70歳(昭和28年4月2日から昭和29年4月1日までに生まれた方)
・75歳(昭和23年4月2日から昭和24年4月1日までに生まれた方)
・80歳(昭和18年4月2日から昭和19年4月1日までに生まれた方)
・85歳(昭和13年4月2日から昭和14年4月1日までに生まれた方)
・90歳(昭和8年4月2日から昭和9年4月1日までに生まれた方)
・95歳(昭和3年4月2日から昭和4年4月1日までに生まれた方)
・100歳(大正12年4月2日から大正13年4月1日までに生まれた方)
※過去に肺炎球菌ワクチン(23価肺炎球菌莢膜ポリサッカライドワクチン)の接種を受けたことがある方は定期接種の対象外です。接種したことがないかよくご確認ください。

■令和6年度以降の対象者について
高齢者の肺炎球菌ワクチンは、平成26年10月より65歳の方を対象に定期接種化されました。その時点で66歳以上だった方への接種機会を確保するために経過措置として65歳から100歳までの5歳きざみの年齢の方を対象としていますが、これは令和5年度までの時限措置です。
令和6年度以降は次のように変わります。
・年度内に65歳、70歳、75歳、80歳、85歳、90歳、95歳、100歳の誕生日を迎える方
・60歳以上65歳未満の方で、心臓、腎臓もしくは呼吸器の機能又はヒト免疫不全ウイルスによる免疫の機能に障害を有する方(身体障害者手帳1級相当)
↓
(変更後)
・年度内に65歳の誕生日を迎える方
・60歳以上65歳未満の方で、心臓、腎臓もしくは呼吸器の機能又はヒト免疫不全ウイルスによる免疫の機能に障害を有する方(身体障害者手帳1級相当)

■肺炎球菌感染症について
肺炎球菌感染症とは、肺炎球菌という菌によって引き起こされます。発症すると、気管支炎・肺炎・敗血症などの重い合併症を起こす事があります。肺炎球菌性肺炎は成人の肺炎の25～40%を占め、高齢者や基礎疾患のある方は重症化しやすい疾患です。

■高齢者肺炎球菌ワクチンについて
この予防接種に用いられる23価肺炎球菌ワクチンは、成人の重症の肺炎球菌感染症の原因の約7割を占める23種類の肺炎球菌の型に効果があります。

問合せ：福祉保健課
【電話】27-5952