8月8日午後2時頃、江尾地区内にて大規模な火災が発生しました。現場はJR江尾駅の北東約200メートルに位置し、木造住宅がひしめく住宅密集地。周囲は煙が立ち込め騒然となりました。
延焼した建物の内訳は全焼7軒、部分焼4軒、ぼや2軒の、計13軒。激しい炎が上がるなか、消防職員、町消防団をはじめ、周辺住民の方も加わって懸命の消火活動が行われました。約7時間後に鎮火し、けが人がおられなかったのは幸いでした。
当時は台風6号の影響による吹きおろしの風が吹いており、それにより火の勢いが収まらなかったために、これほどまでの規模になったのではないかと推測されています。「ここまで大きな火災になるとは思いもしなかった」と、住民の皆さんは心配そうに消火活動を見守っていました。
そして4年ぶりの開催を目前に控えていた江尾十七夜も、火災の被害状況を鑑み開催を中止することになりました。この火災をきっかけに、町として今一度防災意識を高め、今後二度と同じことが起こらないように心掛けていかないといけないと改めて感じました。住民のみなさまのご理解、ご協力もよろしくお願いします。
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