白石町長コラム「不易流行(ふえきりゅうこう)」Vol.89

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〜よき伝統を守りながら(不易)進歩に目を閉ざさないこと(流行)によって「理想」を創造する〜

■三富今昔村視察
東京都台東区谷中(やなか)にあるBOOKs and Coffee谷中TAKIBIで開催されたトークライブ会場で、石坂産業株式会社の石坂典子社長と初めてお会いしました。
この会社は埼玉県三芳町で産業廃棄物中間処理業を主な事業内容にされていますが、この社長になられてから、業界のイメージを大きく変革する取り組みをされています。「すべての廃棄物が資源化する社会へ」というビジョン。そして、同社のミッションとして、さまざまな環境問題が次世代にも大きな影響を与えることを意識して、100年先も、人と自然が共存できる社会を創ることを掲げられています。
また、環境教育にも取り組まれています。不法投棄が繰り返されるゴミの里山を見事に生まれ変わらせた「三富(さんとみ)今昔村」の運営です。奥大山自然塾を運営している江府町としては、少しでも参考になることを取り入れたいと、1月に職員とともに視察をしたところです。この視察をガイドしてくださったのが入社3年目の中村このみさん。スライドを使っての会社概要説明、資源再生工場の見学、様々な体験のできる公園エリアの視察等、我々の多種多様な質問に的確にそして笑顔で答えてくださいました。
施設の素晴らしさはもちろんのこと、業界を変革していこうという石坂社長の理念が若い社員にもしっかりと浸透していることに大きな魅力を感じました。

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