「一人一人が関心を寄せ続け伝え合う。その一歩が、解決に向けて大きな力となります。」
■北朝鮮による拉致問題
1970年代から1980年代にかけて、多くの日本人が北朝鮮に拉致されました。
政府が北朝鮮による拉致被害者として認定している17名のうち、帰国を果たしたのはたった5名。残りの12名は今なお北朝鮮にとらわれたままであり、本県出身の方も含まれています。また、このほかにも拉致の可能性が疑われる行方不明の方が多数存在しています。
◇本県の拉致被害者
・市川 修一(いちかわ しゅういち)さん(当時23歳)
・増元(ますもと)るみ子さん(当時24歳)
1978年8月12日、二人は「夕日を見に行く」と言って日置市の吹上浜海岸に出かけたまま、こつぜんと姿を消しました。
◇拉致被害者ご家族からのメッセージ
市川 健一さん(市川 修一さんの兄)
8月12日、弟修一が北朝鮮に拉致されて45年、今年の夏も「ただいま」の声を聞くことができませんでした。拉致被害者は、50年近く北朝鮮に抑留され続けています。
外交を動かすには、国民の皆さまの後押しが欠かせません。
拉致被害者が祖国の土を踏むまで、皆さまのお力を私たち家族にお貸しください。
よろしくお願いいたします。
*12月10日(日)~16日(土)は、「北朝鮮人権侵害問題啓発週間」です。
・県内各地で「北朝鮮による拉致問題に関するパネル展」を開催
・ブルーリボンにちなんだライトアップ(アミュラン12/10、御楼門12/10~16)
※詳しくはこちら(本紙PDF版参照)
ブルーリボン…拉致被害者の生存と救出を信じる意思表示を表しています。
問い合わせ先:社会福祉課
【電話】099-286-2828
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