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春の祭典

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鹿児島県いちき串木野市

4月に開催されたお祭りをまとめて掲載します

■4/23 帰ってきた春の風物詩 串木野浜競馬
第63回串木野浜競馬大会が照島海岸で開催されました。当日は快晴の中、市内外から約13,000人が訪れ、4年ぶりとなるいちき串木野の春の風物詩を楽しみました。
レースは、ポニーや農耕馬など、地元馬5頭を含む50頭が出走。迷走する馬や、砂浜での散歩を楽しむかのようにのんびり走る馬など、浜競馬らしいユーモアあふれるレース展開に大きな笑い声が聞かれました。また、颯爽と浜辺を駆け抜けるサラブレッドの迫力あるレースでは、観客も大興奮の様子でした。

◆優勝騎手にインタビュー
地元馬レースで、ゴール前最後の30mで逆転し、初めて優勝した中薗さんに話を伺いました。

≪アクシデントを乗り越えて 初めての優勝≫
中薗 のぞみさん

○コロナ禍で、4年間浜競馬がなかったことはどう感じていましたか?
小学1年生から出ていた浜競馬は、今まで毎年あるのが当たり前に感じていたので、なかった期間は心に大きな穴が開いたようでした。

○レースの時のお気持ちを教えてください
父とともに育てたプリン号は、暴れん坊で、また、地元馬での出場は初めてだったので、レースで上手く走ってくれるか不安でした。レースが始まってからは、足を乗せるあぶみから足が抜けるなどアクシデントがありましたが、最後の最後で、プリン号が掛け声に反応してくれ、逆転で優勝できました。初めての優勝だったので、本当に嬉しかったです。

○今後の抱負
串木野浜競馬は子どもの頃から出ていた思い入れのある行事なので、今後も続いていけるように自分も携わっていきたいです。

◆串木野浜競馬の舞台裏
浜競馬の舞台裏を市の担当者に伺いました。

≪次世代へ継承していくために≫
シティセールス課 川﨑 晃斗さん

○今までの浜競馬とはどういったことが違いましたか?
今年で63回目を迎えた串木野浜競馬は、今まで、串木野愛馬同好会が主に馬の手配や運営等を担っていましたが、高齢化や会員数減少などが課題でした。そんな中、今年1月、愛馬同好会、市、観光特産品協会などとともに実行委員会を立ち上げました。これによって、ワンチームになって、準備や当日の運営を行うことができるようになりました。

○達成感、今後に向けての意気込み
運営に関わり、練習などをお手伝いする中で、馬や騎手に思い入れが出るようになり、地元馬で劇的な優勝をした中薗さんのレースではたいへん感動しました。
今後も持続可能な地域行事にしていくためには、若手の育成が欠かせません。色々な視点で話し合える実行委員会で知恵を出し合い、馬と触れ合える機会を作るなどして親しみやすいイベントにしていきたいです。

■4/9 ~地域の繁栄を願って~ 徐福像への献花式
冠岳展望公園で第22回徐福花冠祭が開催されました。昨年度に引き続き規模縮小での開催となり、徐福像に花を捧げる献花式と、お囃子の奉納が行われました。荘厳にそびえる冠岳を背景に、リズミカルなお囃子の音色が響き渡り、参加者全員で地域繁栄を祈念した「手打ち」行事で締めくくられました。
また、献花式の前には徐福花冠祭実行委員会による徐福像周辺の環境美化作業が実施され、あわせて公園内にモミジが植樹されました。
春の桜シーズンに続き、秋の行楽シーズンには、色鮮やかなモミジが、冠岳を訪れる多くの観光客を楽しませてくれることでしょう。

■4/16 羽島黎明フェスティバル
~黎明祭・音楽とエイサーの祭典~
薩摩藩英国留学生旅立ちの地で、彼らの偉業を称える黎明祭に音楽とエイサーの祭典が加わった羽島黎明フェスティバルが開催されました。
羽島小中学校児童生徒による留学生模擬スピーチは鹿児島弁の掛け合いや、英語による発表など練習の成果が発揮され、会場は感動と拍手喝采に包まれました。
また、地元出身の加納吾郎さんやジミー入枝さんをはじめ、地元バンドやエイサーによるステージイベントと特産品販売も行われ、市内外から来場した約2,000人は景色と音楽と食を堪能しました。

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