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自治体の皆さまへ

地域で共に生きていく

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鹿児島県いちき串木野市

高齢になっても可能な限り住み慣れた地域(自宅)で、自分らしく暮らし続けるためには、地域での助け合いが不可欠になっています。医療や介護などは、専門家がいますが、暮らしの中では、食事や買い物などの生活の時間が大半を占めます。そのような日常生活を地域で助け合うことが今後の本市の理想の形であると考えます。
本特集では、地域で支援活動を行う方や、それに対するポイント事業などをご紹介します。
生活支援にご興味がある場合は、社会福祉協議会(【電話】32-3183)へご連絡ください。

■生活支援とは
近所の生活に困っている方の買い物のお手伝いや話し相手になるなどがあげられます。

○生活に困りごとのある高齢者等
・公民館行事への参加のお手伝い
・定期的なゴミ出し分別のお手伝い
・庭や敷地の草払いのお手伝い
・介護施設での周辺業務や話し相手・慰問等
・話し相手がほしい
・定期的な買い物のお手伝い

■生活支援する人も介護予防(フレイル予防)になる!?
下図の点線の枠のように、運動習慣だけがある方より、ボランティアや地域活動を行っている方の方がフレイルに対するリスクが低く、元気であるというデータが出ています。そのため、生活支援をしている方はそれ自体が、介護予防になっているということが明らかになっています。

・困っている方の生活支援をする
・地域が豊かになる
・介護予防になり元気な方が増える

○フレイル予防には「人とのつながり」が重要
すべての活動をしている人を1とした時の各活動フレイルへのリスク

■実際に生活支援活動をされている方の声
生活支援グループ困りごとコスモス支え隊 副会長 俣木 サダ子さん

○グループではどういった活動をされていますか
近所の高齢の方や身体の不自由な方の家に行って、話しをしたり、犬の散歩を一緒にしたり、買い物に連れていったり、庭の手入れ等を行っています。また、野菜を作っている方の野菜を配りあうなどもしています。
活動は、個人で行ったり、グループの方と一緒に活動したりしています。昨年は、この事業で貯めたポイントで、地域の皆さんにお弁当を提供しました。

○どういったきっかけでグループでの生活支援を始められましたか
若いころに地域の方に助けられてから、地域で暮らす良さを感じ、地域で支え合って生きてきました。ころばん体操をきっかけにこの事業を知り、講座を受けて、困りごとコスモス支え隊を地域の同じ思いのある方々と結成しました。

○現状、どのような効果が出ていますか
今までも地域で助け合っていましたが、グループとして活動することで、より地域での助け合いの意識が深くなりました。また、一人暮らしの方の家に話しに行くと「また来てな~」と言われ、感謝されることが支援する人にとって本当に嬉しく、それが元気の源になっています。

■あなたの支援がポイントになります
次の生活支援ボランティア養成講座を受講していただくと、活動に応じてポイントが貯まります。ぜひ講座を受講ください。
また、生活支援ボランティアにはグループで活動する「困りごと支え隊」と、個人で活動する「かせとも」があります。
詳しくは、講座で説明します。ぜひ受講ください。

■令和5年度第1回生活支援ボランティア養成講座のご案内
日時:6月20日(火)13:15~16:45
場所:市防災センター2階会議室
対象者:市内在住で、生活支援ボランティアとして活動する意欲のある方(困りごと支え隊、かせとも、どちらの活動も可能です)
※これまで介護施設ボランティアや慰問をされていた方は、この講座を受講してください。
申込締切:6月9日(金)
講座内容:
・生活支援はなぜ必要なのか
・「困りごと支え隊」及び「かせとも」とは
・「介護施設ボランティア」とは
・生活支援の実際
・緊急時の対応
・認知症の理解

申込・問合せ:地域包括支援センター
【電話】33-5644へお電話ください。事前に書類を送付します。

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