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おいしく、ひといき。~食べる、楽しむ、人いきいき。~

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鹿児島県いちき串木野市

■食のまちストーリーズ
本市で取り組んでいる「食のまちづくり」に関連する情報を紹介します。
「食」を通じて、いろんなことを楽しむ、いろんなことをやってみる。
人がいきいきと輝き、まちが元気になる。それが「いちき串木野市食のまちづくり宣言」です。いちき串木野市は、海の味、山の味、こだわりの珈琲から蔵元の焼酎まで、心がほっとするおいしいものが身近にある、豊かな食文化を誇るまちです。この食文化をおいしく、楽しく味わいながら、人がいきいきと輝くまちをみんなで育てていきましょう。

◇「日常で、魚介類の最高な味を楽しめるまち」
僕は日置市の伊集院町出身ですが、いちき串木野市は昔から馴染みがあるまちです。高校の同級生がいますし、ボウリングやカラオケで遊びに行くことも多かったので、青春時代の記憶の多くを占めています。まちを散策していると、串木野漁港の堤防から見える東シナ海を友人たちと眺めたものです。帰りにわずかなお小遣いを握りしめ、まぐろラーメンや“つけ揚げ”を食べて電車で帰るのが日課でした。
久々にゆっくり串木野漁港周辺の景色を眺めると、そんな楽しい記憶が蘇ってきました。魚をいろんなカタチで気軽に味わえ、まちを歩いているとほんのり香る潮の匂いを感じられるからか、この土地の魅力の一つとして水産業があるのだと肌で感じているのは地元以外の人でも多いと思います。

いちき串木野市=マグロ、の印象が強いと思いますが、それだけではありません。甑島(こしきしま)近海を漁場として、イワシ・アジ・サバ・タイなどが水揚げされているのです。鮮度が高い旬の魚を捌いてもらい、刺身にして食べるのもよし。すり身にして、揚げたての“つけ揚げ”を食べるのもよし。昼前や夕方になると、主婦(夫)や仕事帰りの人たちが、それらを買い求めてお店にやってくる光景が日常です。
ある地元人は誇らしげにこのように口にしていました。「新鮮な美味しい魚を食べるのが日常だし、いちき串木野市の魚が一番美味しいと思っている!」と。他の近隣エリアに比べ、自宅から徒歩圏内だったり、車で数分以内の距離で、そのようなお店が身近な存在としてあるのはいちき串木野市だからこそではないでしょうか。

市来えびす市場・市場長の川野さんはこのように話します。「数ある魚から目利きして選び、ベストな状態で管理し、美味しい魚をお客様へ提供できるように心がけています」と。そんな想いを常に持ち続ける仲買人の存在は大きいです。
どんなに鮮度が良くても、提供するタイミングを誤ってしまえば、お客様は満足しません。お客様を想う仲買人の気持ちが昔から根づいていたからこそ、常に旬な魚を食べられるんだろうなと感じています。それが地元を誇り、愛する気持ちが生み、さらにいちき串木野市の水産業を支える人たちのモチベーションに繋がっている気がしました。

いちき串木野市のおいしい情報、コラムの続きはコチラからご覧いただけます。
【HP】https://note.com/oishiku_hitoiki

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