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【こんにちは保健師です】知っていますか?子宮頸がん

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鹿児島県さつま町

子宮頸(けい)がんは若い世代でも発症するがんで、20代後半から発症率が上昇するといわれています。しかし、定期的な検診受診やワクチン接種によって予防できる可能性が高まります。子宮頸がんの予防について考えてみませんか?

■子宮頸がんってどんな病気?
子宮頸がんは、子宮頸部という子宮の出口に近い部分にできるがんです。子宮頸がんのほとんどが、ヒトパピローマウイルス(HPV)というウイルスの感染で発症します。20代、30代女性のがん発症率の多くの割合を子宮頸がんが占めており、日本では毎年1万人以上の女性が子宮頸がんを発症し、毎年約2,900人が亡くなっています。子宮頸がんには2つの予防法があります。

■ワクチン接種と検診受診の両方でより予防効果が高まります!
○予防法1 ワクチン接種
子宮頸がんワクチンは、ヒトパピローマウイルス(HPV)の感染を防ぎ、子宮頸がんなどの疾病を予防できます。小学6年から高校1年相当の女の子は、自己負担なしの公費で接種できます。HPVに感染しても、多くの場合、ウイルスは自然に排除されますが、排除されずに感染したままだと、数年から数十年かけて子宮頸がんを発症することがあります。ワクチンを接種することで大きな感染予防が期待できるので、10代からの予防が大切です。町では、公費でワクチン接種できる対象者へ予防接種の案内や予診票などを個別に郵送していますので、ご確認ください。
『予防接種』は、本紙またはPDF版掲載の二次元コードよりご覧ください。

子宮頸がんワクチンのお問い合わせ:子ども支援課 子ども健康係
【電話】0996-24-8941

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○予防法2 検診
子宮頸がんは、初期の自覚症状が出にくく気付きにくい病気です。ワクチン接種は感染予防効果がありますが、100%予防できるわけではありません。ワクチン接種後も子宮頸がん検診を定期的に受けることが大切です。町では、20歳以上の女性を対象に子宮頸がん検診を毎年行っており、今年度で21歳になる女性には、検診の無料クーポンを郵送していますので、ぜひ受診してください。
『女性検診』は、本紙またはPDF版掲載の二次元コードよりご覧ください。

子宮頸がん検診日程:
・12月21日(木)
午前…鶴田保健センター
午後…薩摩農村環境改善センター
・12月22日(金)
午前・午後…宮之城保健センター
・12月23日(土)
午前・午後…宮之城保健センター

子宮頸がん検診のお問い合わせ:保健福祉課 健康増進係
【電話】0996-24-8933

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