文字サイズ
自治体の皆さまへ

読書の秋を楽しむ 10月27日~11月9日は読書週間です!(2)

2/29

鹿児島県さつま町

■今年の秋は、どんな本を読もうかな。 
図書室職員のおすすめ本を借りてみよう!

○こども図書館~えほんの森~
四位 厚子
『ほんbook』
作/デイビッド・マイルズ
絵/ナタリー・フープス
訳/上田勢子、堀切リエ
子どもの未来社

部屋に飾りたくなるくらい表紙が美しく、目を奪われました。「これは、ほん。スタートボタンはない。レベルアップもポイントもない」という言葉で始まるのですが、衝撃的でした。デジタル機器であふれている現代だからこそ、本の良さや読書の魅力を伝えるのにうってつけの本だと思います。本は、オンオフのスイッチやアラーム、そしてウイルスにも邪魔されることなく、安心でいつでも寄り添ってくれるもの。読書好きでない人にも伝わりやすい絵本です。読み進めると、想像の世界が無限に広がっていくのを実感し、本の魅力を再発見できます。人に薦めたくなること間違いなし!

○鶴田中央公民館図書室
井手上 桃子
『鎌倉駅徒歩8分、空室あり』
著/越智月子
幻冬舎

題名が不動産屋の売り文句のようでひかれました。人付き合いが苦手な主人公は、亡き父の「おうちカフェ」を引き継ぎシェアハウスを始めます。集まったのは、価値観も境遇も異なる訳ありの入居者たち。他人だからこそ衝突したり、こぼせる本音があったり。寄り添い、絆が芽生えていく様子に温かく優しい気持ちになります。コーヒーが香り立つような憩いの空間や、心を癒すまかないカレー、四季を通して鎌倉の情景がみずみずしく描かれているので、五感で物語を体験できます。読んだ後は、きっと皆さんも訪れてみたくなるでしょう。巻末には作中のレシピと間取り図が載っています。

○屋地楽習館図書室
下原 まゆ
『大人も知らない?ふしぎ現象事典』
編/「ふしぎ現象」研究会
イラスト/ヨシタケ シンスケ
マイクロマガジン社

家の木目が人の顔に見えたり、テスト前になぜか掃除がしたくなったり、嫌いな人の嫌なところばかり目に付いたり、そんなふしぎな現象を体験したことはありませんか?その「ふしぎ現象」には、実は名前があるんです。この本は、学校や会社、普段の生活で誰もが必ず体験したことのある、なぜ?どうして?を笑いに変えて、何気ない日常を華やかにしてくれる一冊です。大人気絵本作家であるヨシタケシンスケさんのイラストで、クスッと笑えてどんどん読みたくなります!!笑顔になること間違いなし!さあ、君を「ふしぎ現象」の世界へご招待。その現象、いくつ名前を知っているかな?

■図書室クイズラリー!全問正解で景品ゲット
答えが全て分かったら、図書室の職員に見せて答え合わせをしよう。
全問正解の方には、先着でプレゼントがあります!

[Q1]図書室にある蔵書検索機では、タイトルや作者名などで本を調べることができるよ!最初の画面にいるのは何の動物?

[Q2]図書室にある図鑑で調べてみよう!「下弦の月」ってどんな形?

[Q3]屋地楽習館図書室にある「どうぶつどどいつドーナッツ」、鶴田中央公民館図書室にある「ぎょうれつのできるチョコレートやさん」、こども図書館にある「あしあしぱぁっ」の中で、最後に出てくる動物は?(どれか一つ答えればO K!)

[Q4]本の分類番号「900」は何のコーナー?

本紙11ページ「図書室へ行こう」のコーナーもぜひ見てね!

屋地楽習館図書室 さつま町宮之城屋地887番地【電話】0996-53-1994
こども図書館~えほんの森~ さつま町求名12837番地【電話】0996-57-1202
鶴田中央公民館図書室 さつま町神子666番地1【電話】0996-53-1111(内線4412)

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

市区町村の広報紙をネットやスマホで マイ広報紙

MENU