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【こんにちは保健師です】発達のデコボコ、療育ってなんだろう?

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鹿児島県さつま町

皆さんは「発達のデコボコ」や「療育」という言葉を聞いたことはありませんか?発達のデコボコは誰もが持っているもので、特別なことではありません。みんなが持っているデコボコについて、一緒に学んでいきましょう。

■発達のデコボコってなあに?
デコボコとは「得意」と「苦手」の差のことです。例えば勉強は得意だけど会話が苦手、運動は得意だけど集中力は続かないなど、人は誰でも得意なことと苦手なことがあります。デコボコの状態や大きさも人によって様々です。デコボコが大きいと、生活する上で「困った」場面が多くなるとも言われています。子どもの場合、その「困った」を手助けし、社会で生活しやすいように支援する手段の一つが「療育」です。

[発達のデコボコの例]

■療育ってどういうものなの?
療育とは、一人ひとりの個性を大切にしながら、基本的な生活習慣や人とやり取りする力を身に付ける支援のことです。主に、1対1での個別療育と、5、6人での集団療育の2種類があります。成長につながるような感覚遊びや運動遊びなどの専門的な関わりを取り入れ、遊びから生活する力を学べる支援をしています。

■療育を利用した保護者の声
Aさんの声:子どもが生きやすいようになればと思い、療育を始めました。今では、自分の気持ちに折り合いをつけることがスムーズになったり、周りを見られるようになったりしたことで、自分からお友達におもちゃを譲れるようになりました。
Bさんの声:わが子の困りごとや生きづらさはもちろん、親の私も子育てに悩み、療育を始めました。安心できる場所が増え、自分を出せるようになったと思います。また、以前は肌が汚れる感覚がとても苦手でしたが、家ではできない専門的な関わりを取り入れてもらえたことで、今では気にせず思い切り遊べるようになりました。

■お気軽にご相談ください
「言葉が遅い」「子どもの発達が気になる」「友達とうまく遊べない」など、気になることがあったら子育て支援係にご相談ください。他にも、すくすく育児相談や利用者支援事業さくらんぼ、相談支援事業所さつま、クオラバンビーノでも相談できます。
『子ども・子育てガイドブック』は、本紙またはPDF版掲載の二次元コードよりご覧ください。

問合せ:子ども支援課 子育て支援係
【電話】(0996)24-8940

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