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SATSUMA×WORK さつま×しごと(Vol.29)

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鹿児島県さつま町

■公園管理×前畑祐樹
虎居地区にある県立北薩広域公園。巨大なアスレチックやバンガロー、キャンプ場などがそろい、子どもから大人まで楽しめるスポットとして町内外から多くの人が集まります。
今年4月、同公園管理事務所に所長代理として配属されたのが前畑祐樹さん。利用者に喜んでもらえるよう、日々園内の管理に汗を流しています。
常に利用者の視点を大切にしている前畑さんは、細やかな気配りで園内の樹木の管理や遊具の点検、案内看板の更新などを行っています。
「安全安心を第一に、きれいで使いやすく、迷わず目的地に行ける親切な公園を目指しています。利用者の方が『また来たい』と思ってくれたらうれしいです」と笑顔を見せます。
天然芝のグラウンドも整備されている同公園。前畑さんは、若手技師と共に芝生の刈り取りや種まき、肥料の調節などの管理に携わり、コンディションの維持に努めています。
「数種類の芝草を植えているので、それぞれの生育状況にあわせた管理を心掛けています」と話します。
今年10月開催の燃ゆる感動かごしま国体で、ラグビーフットボール少年男子の会場となっている同公園のグラウンド。前畑さんは、今回の国体に特別な思いがあると話します。
「私は、今年度配属される以前に令和元年度までこの公園で技師を務めていました。最後の年には、国体のリハーサル大会としてここで開催された全九州高校新人大会で、グラウンドの管理を担当していたんです。
今回国体の年に戻ってきたということで不思議な縁を感じますね。全国から集まった選手たちが気持ちよくプレーできるよう、最高の芝生を用意したいです」と意気込む前畑さん。10月の国体では、選手たちを足元から支える美しい芝生にも注目です。

○前畑 祐樹(まえはた ゆうき)さん(41)
曽於市出身。大学卒業後、北海道や宮城県などで国営公園の管理に携わる。その後、岡山県の農園に転職し、花苗の生産・販売を行う。
35歳のときに県地域振興公社に就職。今年4月から県立北薩広域公園の所長代理を務める。趣味は園芸で、好きな花はサルビア。

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