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祭が帰ってきた

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鹿児島県さつま町

8月6日、4年ぶりとなる町夏まつり「熱笑祭(ねっしょうさい)」が行われました。陸上自衛隊国分駐屯地音楽部の演奏で幕を開けた祭りは、山車巡行、盈進小学校吹奏楽部、御神幸に続いて子どもの頭を噛(か)み悪を喰(く)い払う「あっくい」が登場。カッカッと噛み音を立てて迫るあっくいを前に、子どもたちの泣き叫ぶ声が響きました。みこしでは、7基の子どもみこしが元気いっぱいに巡行。続く大人みこしでは、稚児(ちご)上げで子どもたちを高く抱き上げて無病息災を願いました。手踊りには町内外から27団体約700人が参加し、70基もの五ッ太鼓の周りを踊り歩いて町を彩りました。2か所に設けられたステージでは、薩摩中央高校書道部とダンス部によるパフォーマンスや、バンド演奏、子ども祇園(ぎおん)踊り、ものまねショーなどが披露され、会場のボルテージは最高潮に。祭りの最後を飾るねぶた運行では、太鼓や笛の音と共に「ラッセラー!」と叫び踊るハネトに導かれ、江戸城無血開城を描いたねぶたが登場。まばゆい光を放つ西郷隆盛と勝海舟が、熱気渦巻く夏の夜に明かりをともしました。

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