保健センターだより(2)

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■10月はがん検診受診率向上に向けた集中キャンペーン月間
がんは日本の死因1位であり、令和4年には年間約39万人が亡くなっています。
がんによる死亡を防ぐためには、がん検診が重要です。特に進行していない初期の段階で発見し、適切な治療を行うことで、非常に高い確率で治癒します。自分自身やあなたを必要とする人のためにも受診してみませんか?
がん検診について町では、毎年4月に乳がん・子宮頸がんの女性がん検診、毎年6月に集団健診とあわせて胃がん・肺がん・大腸がん等のがん検診を実施しています。町の補助があり、安くで検診を受けられます。事前に調査票を送りますので、次年度ぜひ申し込みをお願いします。

■10月は鹿児島県ピンクリボン月間
「ピンクリボン」とは、乳がんの早期発見・早期治療の重要性を伝えるシンボルマークとして使われています。現在、9人に1人が乳がんになると言われています。身近な病気だからこそ、正しく知ること、「検診を受けよう」とみんなで声を掛けあうことが大切です。

○このような方は要注意
・血縁者に乳がんを患った方がいる
・出産経験がない、あるいは初産年齢が30歳以上の方
・初経が早く、閉経が遅い方
・40歳以上の方

乳がんは早期発見し適切な治療が行われれば、良好な経過が期待できます。
定期的に(1～2年に1回)乳がん検診を受けること、そして月に1度の自己検診(セルフチェック)をすることが、あなたの命を守ることにつながります。

■10月はかごしま健康イエローカードキャンペーン強化月間
重点テーマとして、「脳卒中」・「CKD(慢性腎臓病)」の予防などが挙げられています。
特にCKDについては、日本の成人の8人に1人がCKD疑いがあると言われており、「新たな国民病」と言われるほど身近な病気です。重症化すると、人工透析や腎移植が必要になります。
CKD予防のためには、減塩・十分な休養や運動・禁煙、またしっかり水分を摂るなど健康的な生活習慣が大切です。身近なことから自分の生活習慣を見つめ直してみましょう。

■骨髄バンクにドナー登録してみませんか?
「骨髄」とは骨の内部にある血液を作る組織です。白血病や再生不良性貧血などの患者さんに対し、健康な人(ドナー)の骨髄を移植することで治療を行います。
しかし、この骨髄には血液型と同じように型があり、同じ型でないと移植できません。型が一致する確率は非血縁者では非常に低いため、多くの方にドナー登録していただく必要があります。

○ドナー登録対象者
年齢：18～54歳
体重：男性45kg、女性40kg以上
健康状態が良好な方

○ドナー登録の流れ
保健所にてドナー登録について詳しい説明を受け、ご理解、同意をいただけた場合、登録申込書に記入し、採血(約2ml)を行います。約15分ほど要します。

お問い合わせ先：西之表保健所衛生・環境係
【電話】22-0032

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お問い合わせ先：保健センター保健予防係
【電話】27-1133【FAX】24-2020【メール】naka-senter@town.nakatane.kagoshima.jp