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自治体の皆さまへ

保健センターだより

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鹿児島県中種子町

■「9月は健康増進普及月間です」
▼統一標語
『1に運動 2に食事 しっかり禁煙 最後にクスリ~健康寿命の延伸~』
日本は、平均寿命が延び、世界有数の長寿国と言われていますが、一方で、糖尿病・がん・心臓病・脳卒中等に代表される生活習慣病が増加しています。生活習慣病予防のためには、運動習慣の定着や食生活の改善といった健康的な生活習慣を送ることが大切です。
自分にできることから始めて、健康で自立した生活が送れる期間「健康寿命」が伸びるよう過ごしてみませんか?

○身体活動をプラス10分
身体活動は、日常生活の中で身体を動かすこと(労働・家事・育児・趣味など)をいいます。
身体活動を増やすとともに、週に一度は汗をかく運動を取り入れてみましょう。運動する際には、水分補給を十分に行うなど熱中症対策を徹底しましょう。

○野菜をたくさん、果物も適度に摂ろう
野菜や果物にはビタミンやミネラル、食物繊維が豊富に含まれています。毎日しっかりとることが、がんや循環器疾患、糖尿病の予防のために大切です。なお、調理するときには塩分をとり過ぎないようにしましょう。
果物は、毎日少しずつ食べるように心がけましょう。果物は野菜と異なり、糖質を多く含んでいるため、とり過ぎると中性脂肪が増えたり、肥満になったりする恐れがありますので、注意が必要です。

○たばこの煙を避ける
たばこには多くの有害物質が含まれており、たばこを吸う本人だけではなく周りの人にも影響があります。
たばこをやめたくてもやめられない方は、医療機関での禁煙治療をお勧めします。一定の条件を満たすと保険適用で治療を受けることが可能です。

■9月24日~30日は「結核予防週間」です
結核は今でも1日に32人の新しい患者が発生し、5人が命を落としている日本の重大な感染症です。

○結核とはどんな病気?
結核とは、結核菌によって主に肺に炎症が起きる病気です。最初は風邪に似た症状で始まります。下記のいずれかに当てはまる場合は、早めに受診しましょう。
・痰のからむ咳・微熱・身体のだるさが2週間以上続いている
~このような症状にもご注意ください~
・体重が減ってきた
・なんとなく食欲がない
・近頃、寝汗をかいている
病気や加齢により免疫力が落ちると、抑え込まれていた結核菌が再び活動を始め、発病する可能性があります。
また、高齢者の場合は、自覚症状が出ないことがありますので、年に一度は検診を受けましょう。

○結核は治せるの?
結核と診断されても複数の薬を6ヶ月から9ヶ月間、毎日きちんと飲めば治ります。
症状がなくなったからといって服薬を途中で止めてしまうと、菌が抵抗力を付け、薬が効かない結核菌を作り出してしまう危険性があるので、完治するまで続けましょう。
※治療が確実に行われるよう、入院中も退院後も医療機関と保健所が協力して服薬を見守ります。
結核の治療費用は、届け出をすることで公的負担が受けられます。治療含め結核に関するご心配については西之表保健所【電話】22-0777にご相談ください。

お問い合わせ先:保健センター保健予防係
【電話】27-1133

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