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自治体の皆さまへ

地域おこし協力隊通信(No.79)

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鹿児島県中種子町

■地域おこし協力隊の役割
先日、お休みをいただいて実家のある山形県に帰省しました。中種子町から山形県は約1200km離れており、地図上ではほぼ日本縦断です。
皆さんは山形県と聞くと、種子島よりもはるかに北に位置する東北のどこかにある町で、森林が多く避暑地というようなイメージが湧きませんか?しかし、実際のところは真逆で、盆地で風もあまり吹かず蒸し暑いのが山形県です。地元に着いてバスを降りた瞬間、中種子町ではあまり感じられない、湿気を閉じ込めたようなモワッとした暑さを感じ、忘れかけていた山形の厳しい夏を思い出したのでした。
さて、話題は変わりますが、先日鹿児島県の各市町村に所属する地域おこし協力隊の初任者研修会が鹿児島市にて行われ、参加してきました。
北薩から奄美群島まで、約25名の協力隊が集まり、協力隊の役割や任期中の過ごし方、ゲームを通して町作りの基礎などを勉強しました。
「協力隊の役割は、住民の魅力や“やってみよう!”の気持ちを引き出すことです」と講師の方は仰っていました。頭ではわかっていても、いざ自分自身が協力隊になってみると、この「役割」よりも「自分が何か新しいことを始めなければ」と勝手に思い込んでしまったり、任期終了後のことを考えて焦ってしまうことがあります。自分自身の役割を忘れず、町の皆様に寄り添って日々を過ごしていきたいです。
研修の休憩中、近くに座っていた阿久根市・湧水町・南さつま市の協力隊と4人で「鹿児島の方言難しいよね」という話で盛り上がった際、私が「おじい、ばきい、って最初何だって思わなかった?」と食い気味に話すと、私以外の3人は「?」。4つの市町村で方言が少しずつ違うので、皆、共感し合えなかったのでした…
大山 愛

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