■地域活性化のため県知事へ要望
県の南薩地域振興局移転の判断を受け9月29日、市と市内主要団体の代表者が県知事に移転後の地域振興および活性化支援に関する要望活動を行い、移転後早期の建物の除去および跡地の無償譲渡ならびに県地域振興推進事業の特別枠の創設による財政支援を求めました。跡地については新たな賑わいの場として、多様な人々が集う南薩地域のランドマークとなるような広域交流拠点施設の整備を検討しています。
■企業版ふるさと納税で応援
9月11日、(株)渡辺組の渡辺紘起(ひろき)代表取締役会長が市役所を訪れ、企業版ふるさと納税として寄附金の目録を本坊市長に手渡しました。寄附金は、「飛びたて高校生事業」と、「よか日だな事業」に活用する予定です。渡辺会長は、「私たちの日頃の感謝の気持ちが少しでもお役立ちできればありがたく思う」と話しました。また、9月27日、(株)渡辺組を訪問し、市長から感謝状を贈呈しました。
■新たな金峰支所・分遣隊が開所
10月2日、金峰支所・金峰分遣隊が移転・統合され、開所式が行われました。旧金峰支所は1959年に建設され、老朽化も進んでいたため、旧金峰分遣所とあわせて昨年より整備が行われていました。新支所は、窓口のローカウンター化、バリアフリートイレや授乳室の設置がされ、高齢者や乳幼児・お子様連れの人でも利用しやすくなり、新分遣隊は緊急時に出動しやすい作りになりました。
■これからも元気で長生きを
健康元気都市を目指す本市では、市内で最高齢の男女に対して長寿の祝福と敬老の意を表し、長寿祝金を年に一度贈呈しています。
※詳しくは本紙をご覧ください。
■更なる子どもの安全に向けて
教育委員会では、児童生徒の安全教育の推進を図るため、株式会社ゼンリンと「キッズセーフティマップ南さつま市版」(令和2年作成)が発行から3年が経過するため、地域の状況の変化に即して第2版の作成を行いました。完成したマップを基に、校区の具体的な危険箇所を確認するなど実効性のある安全指導に努めてまいります。作成に当たり市内の多くの企業から支援をいただきましたことに心から御礼申し上げます。
■移植医療への理解を 絵本寄贈
特定非営利活動法人日本移植支援協会から、臓器移植を題材とする絵本「大きな木」57冊が寄贈されました。9月25日に市役所で行われた贈呈式で高橋和子(かずこ)理事長は、「移植医療への理解を深めるとともに、命の大切さを理解してほしい」と話しました。同書の寄贈は、鹿児島県では枕崎市に次いで2例目となり、市内小・中・義務教育学校、市立図書館、地区公民館などへ配布されます。
■善意に感謝申し上げます
9月26日、NPO法人てしおて(﨑山尚子代表)より、市内の児童に「フードバンク活動を通じ、食品ロス、SDGsのことを知ってもらいたい」とゼリー飲料3,050個を寄贈いただきました。長屋小学校の狩集翔希(とき)さん(6年)は「フードロスを減らすことができ、ぼくたちはもらってうれしい、とてもいい取組。これからは無駄なゴミを減らしたい」との感想がありました。児童にとって今回の寄贈は、食品ロス・SDGsについて考える機会となりました。
■「半島産品アワード」でダブル受賞!!
市の旨魚プロジェクト事業では、深海魚や出荷規格外の小さなタカエビの有効利用に取り組んでいます。この取組が評価され、国土交通省の「半島産品アワード」で2つの賞を受賞し、市長から宮内一朗(いちろう)県漁連野間池支所運営委員長に賞状が手渡されました。なお副賞として、関東圏のレストラン5店舗でメニューが採用されるほか、国土交通省が年度末に開催するイベントでのレトルトカレーの食材としてタカエビが利用されます。
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