■『フリーペーパー「かぜつち」』地域おこし協力隊 原田志穂子
みなさんは、フリーペーパー「かぜつち」をご存じですか。岩手県から移住してきた大杉祐輔さんが発起人となり、南大隅町のひとの魅力を伝える地域誌です。2020年に第1号が完成し、現在第4号まで発行されています。
多くの人が関わって作られていますが、大阪から支援してくださる方もいます。デザイナーの平山健宣(やすのり)さんです。「顔が見える関係で本当に必要とされるデザインがしたい」と「かぜつち」に関わってくださっており、南大隅町にも何度も来られています。
実は先日も滞在されており、平山さんを交えて「かぜつち」の会議がありました。編集長の大杉さんを中心に、最新号の準備が着々と進み、いよいよ仕上げの段階に入っています。5号は大浜特集。魅力溢れる大浜のみなさま、丁寧に取材をして記事にしたチームのみなさん、撮影の山下さん、平山さん、他にも多くの人の関わりの中で形になろうとしています。
さて、今回平山さんご一行(デザイナーで京都芸術大学講師の藤井良平さんもよく一緒に来られています)と、ボタニカルファクトリーさんの「天然アロマのオリジナルフレグランスワークショップ」に参加させていただきました。扉を開けた瞬間いい香りが…!素敵な空間に緊張していたのですが、香りのスプレーづくりが始まると大盛り上がりでした。まず41種類の精油の香りを直感的に好きか嫌いかチェックしていきます。その後、テーマを考えるのですが、デザイナーのお二人からは、商品化できそうなひねりの効いたフレーズが…。そしてそのテーマをイメージしながら精油を選び、実際に調合していきます。それぞれの香りが完成して、感想を言い合うだけでも楽しい!大人6人が最初から最後まで笑いっぱなしでした。
今回も南大隅町の滞在を楽しまれた平山さん。来るたびに地域の人と出会い、色々な体験をされています。「かぜつち」最新号ではデザインを担当。顔が見える関係の中での地域に寄り添ったデザインにも注目です。
■『新年度に向けて』地域おこし協力隊 福元信一郎
令和5年度の活動は農業を中心に、学生・子どもたちの食育体験を主に行いました。
米作りも無事終わり、餅つきをして食する所までの食育を完了しました。
お米が育ち食べられるようになるまで子どもたちも興味深く観察体験し、最後は嬉しそうに餅つきをしました。つきたてのお餅を食べるときはやってて良かったー!と感動しました。
大学生も米作り餅つき・辺塚だいだい管理・収穫・加工と深く携り、南大隅町に興味を持って参加しています。今年度の最後に節分の鬼になり、子どもたちに厄をはらってもらいました。
農業の厳しさ楽しさを感じながら、来年度は教育につながる体験も引き続き行い、経験を活かし生業につながるような体験プログラムにも挑戦したいです。
問い合わせ先:役場企画観光課
【電話】24-3113
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