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自治体の皆さまへ

GIGAスクール通信vol.15

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鹿児島県 垂水市

令和3年度から、GIGAスクールによる一人一台端末を本格的に活用した教育が始まった垂水市。
ここでは、市民の皆様に、GIGAスクールはどういったものなのか解説するとともに、各校の取り組みを紹介することで、GIGAスクール構想を基にした教育に親しみをもっていただければと思います。

■「リーディングDXスクール事業」への採択決定
「リーディングDXスクール事業」とは、文部科学省の取り組みで、全国の自治体で小学校と中学校の組み合わせを約100か所作り、優れたGIGAスクールの実践を広げていくものです。
この事業に応募したところ、垂水中央中学校と垂水小学校が指定校として採択されました。他の小学校は、協力校となります。今後、この2校を推進拠点として学校における実践研究や研究の公開などを行っていきます。具体的な事業内容は、次のとおりです。

・「個別最適な学び」と「協働的な学び」の一体的な充実
・動画教材の活用、外部専門家によるオンライン授業
・端末の日常的な持ち帰りによる家庭学習の充実等
・校務の徹底的な効率化や対話的・協働的な職員会議・職員研修
・実践内容を動画・写真、研修のオンライン公開などにより地域内外に普及

この事業への取り組みを通して、1人1台端末とクラウド環境を活用した効果的な教育実践の創出とモデル化を目指します。

■教育版マインクラフトを活用した新城学の取り組み
本校では、「新城らしいGIGAスクール新城だからこそできるふるさとの学び」の実現に向けて、ICTを郷土教育の学びの充実に生かした、新城の「人・もの・こと」について学習する新城学を展開しています。
令和4年度より、マイクロソフト社の教育版マインクラフト(以下マイクラ)を学習に取り入れ、「子供たちの創造物の見える化」「プログラミング教育」に活用しています。
まず、1・2年生は、レゴブロックにより創造力の基礎を養い、3年生以上は、持続可能なSDGsの観点から探究した、新城の「人・もの・こと」について、マイクラを使い、よりリアルな三次元の世界で表現しました。
令和5年2月には、自分たちが創造した「未来の新城の街」を、保護者や地域の方々の前で発表しました。また、マインクラフト全国大会2022に、自分たちの制作物を応募し、審査していただく中で、全国の小学生の発想の豊かさにふれることができました。今年度も新城学でマイクラを活用し、協働して問題解決に取り組む力や創造性を子供たちに培ってまいります。

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