文字サイズ
自治体の皆さまへ

【特集】令和5年度垂水市施政方針(1)

5/39

鹿児島県 垂水市

令和5年5月、第2回垂水市議会定例会において、尾脇市長が令和5年度の施政方針を発表しました。
施政方針とは、垂水市がどのような考えや方針でまちづくりを進めていくかということを、毎年市議会定例会で発表するものです。今年度は、1月に市長選挙が行われたため、第2回垂水市議会定例会で発表しました。
今月号の特集では、令和5年度施政方針の中から、垂水市の目指す未来や今後の取り組みを紹介します。
次のページでは、令和5年度の予算の考え方と垂水市の財政状況を説明いたします。どうぞ、ご覧ください。

■CHECK 予算編成の考え方
本年度一般会計当初予算につきましては、義務的経費および経常的経費を中心とした骨格予算として編成いたしました。先の垂水市長選挙終了後に各担当課と議論を重ね、政策的な予算の編成作業を進め、令和5年度一般会計補正予算案という形で提案させていただきました。
補正予算の規模につきましては、歳入歳出それぞれ5億2,530万3千円を追加し、予算総額は、118億8,663万9千円になりました。令和4年度当初予算額との比較では3億6,463万円程度の増額となっております。
歳出に要する歳入財源につきましては、それぞれの補助事業に対して交付される国県支出金、また、道路改良事業などに充てる市債を計上しております。
これらの特定財源を充て不足する部分につきましては、財政調整基金などを充てて収支の均衡を図っています。

■CHECK 予算規模
総予算規模 ※一般会計に特別会計、事業会計を加えた総額
185億8,491万7千円

◎内訳

■CHECK 市の財政状況、貯金と借金のこれまで
下記のグラフは、垂水市の財政状況(借金・貯金)を表したものです。貯金は徐々に増加しており、借金は徐々に減少しているため、財政状況は改善傾向にあると言えます。主な要因は、ふるさと納税の増額、垂水市市有施設整備基金の設置、管理および処分に関する条例の制定、人件費の削減、財政改革プログラムによる事務事業の見直し等があげられます。
しかしながら、本市の財政状況は、地方交付税をはじめとする依存財源の割合が大きく、国の状況で財政運営が左右される脆弱な財政構造から脱していないため、今後も弾力的で足腰の強い財政構造を構築し、将来にわたって持続可能な財政基盤の確立を図ってまいります。

※臨時財政対策債は、本来交付されるべき地方交付税の振替として発行されるもので、元利償還金は100%交付税措置されることとなっている。
紫色:市債
赤色:借金 臨時財政対策債を除く市債
青色:貯金 財政調整基金やふるさと応援基金などの各基金の合計

◇H16年とR4年を比較
96.4億円改善
〔平成16年〕105.3億円 ―〔令和3年〕8.9億円

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

市区町村の広報紙をネットやスマホで マイ広報紙

MENU