健幸だより Yakushima Health

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■高齢者が健康で安心して暮らせる地域づくりを目指して「高齢者の保健事業と介護予防の一体的実施」を進めます
皆さん、突然ですが「フレイル」という言葉を聞いたことがありますか?「フレイル」とは、加齢に伴い筋力や心身の活力が低下し「健康」と「要介護」の中間の虚弱な状態にあることを言います。虚弱な状態は、運動面だけではなく、心理・認知面や社会面の機能が低下している状態も指し、いわば「多面的」であると言えます。
「フレイル」の状態になると、骨折や転倒をしやすくなったり、生活習慣病が悪化したりと、要介護状態に進みやすくなります。一方で、早めに対策を行い、生活習慣が改善することでフレイルの進行を防ぎ、回復が見込めます。
令和5年2月末現在、屋久島町の高齢化率は37.7%です。多くの高齢者の方が、健康で自立した生活を続けていけるように、これまでそれぞれで実施していた健診事業、介護予防訪問事業、地域サロン事業などを一体的につなぎ、フレイル予防を支援していきます。