火山活動の状況 噴火警戒レベル1

20／37

■地震回数(2022年3月1日～2023年3月19日)

口永良部島の火山活動は、令和5年1月1日以降、火山性地震の日回数は10回以下で、火山ガスの放出量も少なく静穏な状態で経過しています。火山性地震の震源は新岳から古岳の浅いところに分布しています。
今回は、ここ約1年間の火山性地震の震源について簡単に説明します。火山性地震の震源は令和4年3月頃までは主に新岳付近でしたが、新岳付近で発生する地震は減少しています。令和4年6月頃からは古岳付近で発生する地震が増加しています(地震回数表参照)。なお、震源の移動に伴う火山活動の活発化等は観測されていません。
口永良部島では、火山性地震の一時的な増加がみられることがあるため、火口周辺に影響を及ぼす程度の噴火の可能性がありますので、屋久島町が規制をしている場所へは立ち入らないでください。最新の活動状況は、テレビのデータ放送や気象庁ホームページでご覧になるか、下記へお問い合わせください。

問合せ：
福岡管区気象台【電話】092-725-3606(24時間)
火山防災連絡事務所【電話】49-4531(平日8：30～17：15)
HP検索：気象庁　口永良部島