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火山活動の状況噴火 警戒レベル1

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鹿児島県屋久島町

今月は、火山ガスの観測について紹介します。火山から放出されるガスには、水蒸気、二酸化硫黄、硫化水素など様々な成分が含まれており、中でも二酸化硫黄は、マグマが浅い所まで上昇すると放出量が増加する傾向があることや太陽光のうち特定の波長の紫外線を吸収するなどの性質があります。この性質を利用して、車や船などに観測装置を設置し、火口から流れている火山ガスの下を走行して紫外線量を測定し、1日あたり二酸化硫黄放出量を推定して、火山活動の評価に活用しています。
口永良部島では、火山性地震の発生回数は1日数回程度と概ね少ない状態となっており、火山ガスの放出量も少なく、火山活動は低下した状態となっています。口永良部島は活火山であることから、新岳火口内、西側割れ目付近では、高温の噴気や火山ガス等に注意してください。屋久島町が規制をしている場所へは立ち入らないでください。最新の活動状況は、気象庁ホームページでご覧になるか、下記へお問い合わせください。

問合せ:
福岡管区気象台【電話】092-725-3606(24時間)
火山防災連絡事務所【電話】49-4531(平日8:30~17:15)
HP検索:気象庁 口永良部島

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