■愛情を込めたうなぎ
うなぎの養殖量日本一を誇る鹿児島県。「愛情を込めて育てたうなぎを余すことなく活用していきます。」と話すのは、鹿児島県の中でも有数の養殖量を誇る山田水産株式会社の専務取締役である上杉さんです。山田水産では、丁寧に育てたうなぎの身はもちろんのこと、通常では廃棄されるような骨や肝まで活用しています。うなぎの骨からスープをつくった「うな骨ラーメン」や「骨せんべい」、「肝佃煮」にすることでフードロス削減に取り組んでいます。また、うなぎの幼ようせい生であるシラスウナギの完全養殖にも取り組んでいます。天然シラスウナギに依存せず、うなぎを養殖することで天然シラスウナギの保護につながる活動となっています。
うなぎのあらゆる部位の活用と完全養殖化によって、SDGsに取り組んでいく山田水産株式会社の今後に注目です。
※取材の全容は市ホームページに掲載しています。
問い合わせ先:志布志庁舎 総合政策課 政策推進グループ
【電話】472-1111(内線444)
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