まちの話題 Zoom Up IBUSUKI(1)

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■かつお節削り器が完成　楽しく削っておいしく食べて
山川水産加工業協同組合と株式会社常三郎(つねさぶろう)(兵庫県三木市)が指宿鰹節専用の削り器を共同開発し、4月14日、特許庁で発表しました。本枯本節が硬く削りにくいとの声を受けた同組合が、九州経済産業局の協力を得て、かんなを製作する同社へ開発を打診。特許庁の地域団体商標を持つ事業者同士の開発は初めてで、削り器は両市のふるさと納税返礼品となっています。坂井弘明(さかいひろあき)代表理事組合長は「かつお節を削る楽しさを知ってほしい」と話しました。

■第57回比島戦没者慰霊行事　永遠の平和を願って
比島戦没者慰霊行事が3月27日、花瀬望比公園で行われました。太平洋戦争時、激戦地のフィリピン方面では47万6千人余りの日本人が犠牲になりました。うち4,147柱が遺骨収集団の尽力で昭和42年に帰国を果たし、埋葬された花瀬の地で毎年慰霊行事が行われています。比島戦没者慰霊顕彰会会長の打越市長は「ウクライナ情勢を思うと胸が痛い。悲しみの歴史が再び繰り返されないよう、市民の皆さまの安全のため全力で取り組む」と慰霊のことばを述べました。

■新小学生に交通安全教材を贈呈　勉強と交通安全に役立てて
公益社団法人鹿児島県トラック協会から新小学1年生への交通安全教材の贈呈式が3月29日、指宿庁舎で行われました。道路標識に親しみを持ち、交通安全に対する意識を高めてもらおうと昭和62年から同協会が行っている取り組みで今年は310セットが贈られました。贈呈した同協会指宿分会の永吉伸一郎(ながよししんいちろう)会長は「子どもたちに勉強を頑張りながら道路標識についても学び、交通安全の意識を高めてほしい」と話しました。

■新中学生に交通事故防止タスキを贈呈　目立つタスキで安全へ
指宿地区安全運転管理協議会から新中学1年生への反射タスキの贈呈式が3月28日、指宿庁舎で行われました。進学により通学の時間や方法が変わる生徒もおり、交通事故などによる被害防止に役立ててもらおうと毎年行っている取り組み。昨年に市内で発生した交通事故は高齢者の被害も多かったことを受け、贈呈した後迫芳周(うしろざこよしちか)会長は「タスキを登下校時に役立てて、使わなくなったらおじいちゃんやおばあちゃんに贈ってほしい」と話しました。

■カップ麺を市へ寄贈　非常時に心温まる一杯を
ラーメン店TAKETORA(たけとら)オーナーの嶽川純理(たけがわすみただ)さんが3月22日、市にカップ麺120食分を非常用備蓄品として寄贈しました。嶽川さんは、災害の多い6月に有事に備えてほしいと市内の福祉施設へ毎年寄贈。全国販売されることとなった同店オリジナルの新商品を市長へ手渡しました。嶽川さんは「指宿をPRできればと指宿の地図や特産の本枯節を使用していることをパッケージにデザインした。災害などの非常時に役立ててほしい」と話しました。

■山川町漁協青年部が魚食普及活動　刺し身から魚食に親しみを
山川町漁業協同組合青年部による料理教室が3月20日、山川文化ホールで開催されました。魚の消費量が減少する中、魚食の魅力を知ってもらおうと企画。まずは家庭でも身近な刺し身の切り方から学んでもらおうと、山川産カンパチのさばき方を講師が実演し、8名の参加者が、器に盛り付けるまでを学びました。参加した向井理恵子(むかいりえこ)さん(小川西)は「これから魚のブロックを買い、挑戦したい」と話しました。

■指宿市消防団へ新車両　安全安心への願いを込める
小型動力ポンプ軽積載車入魂式が3月26日、指宿庁舎で行われました。指宿市消防団への新車両の配備により、火災などから市民を守り、安全・安心に役立ってほしいと願い行われたもの。神事ではおはらいや各車両への命名が行われ、9台の車両が同団へ引き渡されました。打越市長は「指宿ではさまざまな事案が発生している。最新の車両を活用して、団員の皆さまには地域住民の生命・財産の保全に引き続きお力添えいただきたい」と話しました。

■指宿港海岸でビーチバレー体験会　世界レベルの技を学ぶ
目指せ!オリンピアンビーチバレーボール体験会が3月26日、指宿港海岸で行われました。指宿港海岸への理解や親しみを深めてもらおうと指宿港海岸保全推進協議会が初めて開催したもの。選手として世界でも活躍したの佐伯美香(さいきみか)さんと浦田聖子(うらたさとこ)さんが講師となり、市内の小中高生など39人がその魅力を学びました。柳田小6年の田中馨子(たなかかおるこ)さん(木之下)は「足の踏ん張り方や風の読み方など体育館でするバレーとの違いが勉強になった」と話しました。