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鹿児島県 指宿市

■県消防救助技術指導会で優勝 初めての全国大会へ挑戦
指宿南九州消防組合の德永博一(とくながひろかず)さん(大牟礼西)が、5月26日に行われた県消防救助技術指導会のロープブリッジ渡過競技で優勝しました。災害・事故発生時の救助技術を競うもので、徳永さんの優勝は2回目。北海道で行われる全国大会へ出場します。德永さんは「6年前に出場するはずだった全国大会が中止になり今回が初挑戦。諦めそうになることも何度もあったが、息子や娘にその姿を見せたくなかった。家族の支えに感謝」と意気込みを話しました。

■株式会社指商が納税 生徒一丸で地域貢献
株式会社指商が5月29日、指宿庁舎で法人市民税を納めました。同社は指商デパートの運営や地域貢献を目的に平成24年に設立され、指宿商業高校の生徒が運営。昨年度の売上高は約770万円で統括事業本部経理部長の川畑孝介(かわばたこうすけ)さん(中小路)と副部長の園田愛美(そのだあみ)さん(小田)が56,500円を納税しました。2人は「自分たちが頑張って得たお金を地域貢献のために役立ててほしい。今年度は市外から来るお客さまを迎えて活動を頑張りたい」と話しました。

■地域おこし協力隊員が退任 スポーツとアートで活躍
地域おこし協力隊員の瀨戸口晴彦(せとぐちはるひこ)さんが退任を迎え、5月31日に市長へ報告しました。瀬戸口さんは令和元年11月からスポーツを通じた交流人口拡大業務を担当。また、業務の傍ら、昨年退任した元吉遼平(もとよしりょうへい)元隊員とアート集団「TOMOSHIBI(ともしび)」として活動するなど、スポーツとアートの多方面で活躍し、大きな功績を残しました。瀨戸口さんは「任期延長も含めた3年半に全力でできることをした。指宿には良い物がたくさんあるので磨いてほしい」と話しました。

■西指宿中で出前講座 性への理解を深める
男女共同参画及び人権啓発出前講座が6月5日、西指宿中学校で開催されました。性別を問わず誰もが生きやすいまちづくりを目指す市の取り組みの一環。思春期の心と体・デートDVなど子どもをとりまく性問題をテーマとした講話やグループワークを通し、生徒や教職員が理解を深めました。生徒は「講座を受けて自分の身は自分で守れるようにしたいと思った。悩んだ時は相談窓口も利用したい」と感想を話しました。

■高校生が地元企業を見学 指宿の仕事の魅力を学ぶ
いぶすき魅力発見!Jobツアーが6月6日に行われました。卒業後に就職を希望する高校生に地元の仕事の魅力を知ってもらおうと市が開催したもの。指宿商業高校・山川高校・指宿特別支援学校・頴娃高校の生徒117人が宿泊・医療福祉・建設製造(農業)などの希望コースに分かれて各事業所を見学しました。宿泊施設を見学した指宿特別支援学校1年の児玉隆翔(こだまたかと)さん(中野)は「この経験を生かして自分に合った仕事を見つけたい」と話しました。

■新しい栽培手法が評価 環境に優しい農業へ
未来につながる農業推進コンクールで、JAいぶすきオクラ部会エコファーマーグループが九州農政局長賞を受け、6月9日に市長へ報告しました。同団体は、害虫の天敵を利用する総合的病害虫・雑草管理(IPM)技術を露地栽培で初めて導入。オクラの害虫であるアブラムシ類をテントウムシなどの天敵で駆除する環境に優しい栽培方法が高く評価されました。澤山岩重(さわやまいわしげ)さん(受賞時代表)は「多くの人の尽力で技術が確立し農薬を5割削減できた」と話しました。

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