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自治体の皆さまへ

市長コラム#16

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鹿児島県日置市

2021年5月29日に始まった私の市長任期もこの5月でいよいよ丸2年の折り返しを迎えました。

〇2年間を振り返って
コロナ禍での就任になったため、この2年間、特に最初の1年は突発的な状況の変化に対応することが求められました。就任直後には、市の新型コロナウイルス関連情報の一元化と情報発信強化に取り組みました。組織内の複数部署に兼務職員を配置し、全庁を挙げて対応に当たる体制を整備したほか、コロナ禍においては臨時定額給付金の支給や、事業者支援など、経済対策・生活支援と感染予防の各場面において、その時々に必要なことに対応しながらの市政運営となりました。
〇長期的な変化の兆しを生む
一方で、市の将来像を長期的な視野で描いていくために、子育て支援、デジタル化、脱炭素化の動きについては、部署の新設、ビジョンや宣言の策定などに取り組んできました。
これらの取り組みは、まだ結果が出ているとは言えませんが、いくつかの点において少しずつ前向きな変化を感じられるようになってきました。1つは、企業の本社移転です。
この2年で複数の会社が日置市への本社移転を決定していただきました。日置市の各施策が少しずつ経営者の皆さまに前向きに受け止められるようになってきたものと、嬉しく思っています。そしてもう1つが、転出者を上回る転入増加です。2022年度の人口動態の最新値において、転出が1885人、転入が2028人と、143名の転入超過になりました。移住者に選ばれる街になりつつあることに、少しずつ手ごたえを感じています。
〇後半2年間の任期に向けて
新型コロナウイルスが5類に移行した今年からは、いよいよ人と社会が動き始めます。後半の2年間は、市政の重要課題である公共施設の維持管理、人口減少と少子高齢化を踏まえた自治会活動の維持と活性化、公共交通の改善などに一層力を入れてまいります。広報誌コラムでも随時市政の話題をご紹介してまいりますので、引き続きよろしくお願い申し上げます。

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