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自治体の皆さまへ

地域おこし協力隊活動日記「ちなみに」

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鹿児島県知名町

▽今月の担当
地下智隆

うがみやぶら~!
今回は、7月27日から2日間にかけて実施された元地域おこし協力隊2名が運営している一般社団法人えらぶ手帖主催「イングリッシュグリーンキャンプ」の活動を紹介します!

■イングリッシュグリーンキャンプ
7月27日から2日間にかけて、元知名町地域おこし協力隊2名が運営している一般社団法人えらぶ手帖主催「イングリッシュグリーンキャンプ」が実施され、今年度は町内の小学生11名、中学生2名の13名が参加しました。

今回のイングリッシュグリーンキャンプでは、1日目に島でグローバルな視点を持って、時代の変化を踏まえたよい循環を産み出そうとしている人の想いをエコツアーを通して体感し、2日目にその活動に関わる人の想いやアクションを英語で発信することで、自分自身の興味関心を深掘りすると共に、自分なりの想いを発見し、次のアクションにつなげることに挑戦しました。

■町内を巡るエコツアー
1日目のエコツアーでは、1か所目に、大山で「外来種と在来種」をテーマに、植物博士の新納忠人さんとえらぶ手帖の藤井わかさんに「外来種を楽しく駆除する」考え方についてお話しいただきました。

2か所目では、知名町の「ゼロカーボンシティ」をテーマに、知名町グリーン人材の乾さんに「カーボンニュートラル」の考え方についてお話しいただき、実際の取り組みとしてホームかがやきを訪れ、生ごみ等を活用した実践としてバイオガス装置を見学しました。

3か所目では、「エコフィールドと島内循環」をテーマに、要ファームの要さんにお話しいただき、実際の取り組みとして要ファームの牛舎を見学しました。

4か所目では、「絶滅危惧種」をテーマに、知名町でウミガメの産卵調査を行っている松本理那さんと、沖泊海浜公園で実際のウミガメ調査隊の活動を体験し、最後はマイクロプラスチックのビーチクリーンを行いました。

フィールドワーク後の対話の時間では、実際にエコツアーで見たこと、感じたことをグループでシェアしました。

■プレゼンテーション
2日目の最終プレゼンテーションでは、バスケが好きな子が、ウミガメを海ごみから守るために、海ごみのネットでバスケットボールのゴールを作り、バスケを通して海ごみからウミガメを守るアクションのアイデアを伝える子、徳之島で繁殖している外来種であるシロアゴガエルの駆除についてプレゼンする子、海ごみから生物を守るためのアップサイクルのアイデアを伝える子等、参加した子どもたち全員が英語でアクションを伝えることができました。

■まとめ
このキャンプを通して、子どもたちは、島でグッドプラクティスに取り組んでいる方の思いや実践を五感で体感することで、自分自身の中に小さな感情の変化があったと思います。今後は子どもたちが宣言したアクションを実践できる場のデザインをしていけたらと思います。

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