しまむにのしずく 第14回

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子どもたちが大人になるときにも、しまのことばが聞こえる世界を残すために。

■ハワイぬ　言語復興から　なろやぶら
(ハワイの　言語復興から　学びましょう)

6月初めに　ハワイ大学ヒロ校から
(6月初めに　ハワイ大学ヒロ校から)

大原由美子先生が　えらぶち　‘もーゆん。
(大原由美子先生が　沖永良部島に　いらっしゃいます)

ハワイ語わ　むかし　むかないぎさぬ　とぅきぬ　あたし
(ハワイ語は　昔　なくなりそうな　ときが　あったけど)

なまわ　くゎーむ　‘まーがむ　ハワイ語　ちこゆぬ　ちゅーぬ　まんでぃ　うやぶん。
(今は　子どもも　孫も　ハワイ語　使う　人が　たくさん　います)

えらぶんてぃわ　なまんたべ　いきゃし　しまむに　ぬこさんでぃ　しーきちゃか
(沖永良部島では　今まで　どうやって　しまむに　残そうと　してきたか)

大原先生に　みちむろてぃ、　なまからわ　いきゃしりゃ　ゆくゎんか
(大原先生に　見てもらって　今からは　どうすれば　いいか)

はたてぃ　むろやぶら!
(教えて　もらいましょう)

■タクandリエの　しまむにし　がいちみゃー!
ふたびわ　しまむ　ぬくさなてぃ　きちゃんどや、
(だんだん　島も　暖かくなって　きましたね、)

むんなげ　はな　ういてぃ　たぼりよ!
(みんなで　花を　植えて　くださいね!)

教えてくれた人：瀬利覚字　40代男性

◎「しまむにのしずく」は、2015年から沖永良部島に通っている山田真寛(国立国語研究所)が、沖永良部語の学習者として作文をする連載記事です。分かち書きをして逐語訳をつけた沖永良部語の文章は、上平川方言の調査で学んだ文法知識を使って書いています。母語話者には確認していただいていないので、間違いや不自然な表現はぜひ添削をお願いします!