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自治体の皆さまへ

「こころの病」を抱える方の地域での生活をみんなで支えましょう

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鹿児島県 薩摩川内市

■「こころの病」は誰にでも起こり得る病気
「こころの病(精神疾患)」とは、脳に何らかの変化が起こったり、脳の働きが損なわれたりすることにより、さまざまな精神症状、身体症状、行動の変化がみられる状態です。風邪をひいて熱が出るように、決して特別なものではありません。
家族や友人、同僚など、周囲の方が「いつもと違うな」と感じたときは、早めに声を掛け、サポートできる体制を作りましょう。

■地域で生活するためのサポート体制
本市では、こころの病を抱えながら地域で生活する方を支えるための相談窓口を設けています。当事者、家族、周囲の方たち、どなたでも相談できます。また、地域の皆さまへの講演などの普及啓発活動についてもぜひご相談ください。

○地域で生活するためのサポート体制~こころのサポート相談~
こころの病を抱える方の地域での生活をみんなで支えます
・暮らし・仕事・医療・お金

◆自立した生活を送るためのサポート
○訪問介護~ヘルパー~
生活するための家事などを一緒に行い、練習をします。

○グループホーム
グループホームで共同生活をしながら、自立した生活ができるよう経験を積みます。

○居住支援法人
1人暮らしをする際の家探しの手伝いや、保証人の相談を受けます。

◆仕事を探す方へのいろいろな相談や支援を行う場所
○ハローワーク/ほくさつ障害者就業・生活支援センター
一般の企業に障害者雇用枠などで就職したい場合、紹介や調整をします。

○就労移行支援、就労継続支援事業所
一般の企業に就職する前に、障害福祉サービス事業所で働く準備や経験ができます。

○精神科医療機関デイケア・地域活動支援センター
働くことに向けて、まずは日中のリズムを整えるなど、社会復帰への支援を行います。

◆病院と自宅などでの生活の懸け橋
○精神科訪問看護
薬の飲み方を一緒に確認したり、病院と連絡を取るなど、自宅などでの生活を支援します。家族からの相談にも応じます。

○地域移行・相談支援事業所
病院から退院して、自宅などへ帰る際のさまざまな相談に応じ、調整を行います。

◆治療だけでなく、病院でもさまざまな相談に応じます
引きこもっている家族の治療が必要なのか診断してほしい、どう接したらいいか分からないなどの相談に応じます。

○精神科医療機関
精神保健福祉士やメディカルソーシャルワーカー、外来看護師がさまざまな相談に応じたり、診療につないだり、必要な窓口を紹介します。

◆生活するための経済的な支援(条件に当てはまる方が利用できます)
○年金事務所
障害により生活に支障がある方への年金制度(障害者年金)について、相談に応じます。

○医療機関、市役所
精神科医療機関へ通院している方への医療費を助成する制度があります。(自立支援医療)

○市役所・精神保健福祉センター
障害に応じて手帳の取得もできます。手帳の程度に応じて税の助成などの制度が使えます。(障害者手帳)

◆お金の管理が一人では心配…という場合のサポート
○権利擁護センター
成年後見制度、日常生活自立支援事業について、相談に応じます。

毎年10月10日は世界メンタルヘルスデー(国際記念日)です。

問合先:本庁障害福祉課支援G
【電話】内線2134

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