今月は、特集で4年ぶりに開催された「川内大綱引」を取り上げたことから、表紙は、川内大綱引が始まった瞬間の写真にしました。
本番の写真撮影を行った際には、熱気を直接肌で感じられ、上方・下方の一番太鼓を務めた方へ取材を行った際には、川内大綱引に対する熱い思いが心に響きました。
インタビューの中で、「川内大綱引はさまざまな人の協力があってこそ開催することができる」という言葉が印象的でした。改めて考えると、大綱のもととなる荒縄(あらなわ)を作るところから始まり、本番に向けてのスケジュールを管理し、さまざまな団体が協力しながら綱を練り、本番が始まり、そして使用された綱は玄関に飾られたり、田んぼに戻したりなど余すことなく使われ、その流れには、数え切れないほどの人が関わっているのだなと。
コロナ禍を乗り越えたからこそ地域や人のつながり、温かさをより強く実感できた令和5年9月22日(金)だったのではないでしょうか。
川内大綱引に限らず、各地域で継承されている伝統を大切にしていきたいですね。
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