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自治体の皆さまへ

防災トピックス VOL.30

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鹿児島県 薩摩川内市

このコーナーでは、防災に関する備えや避難時の注意など、日頃から災害に備えるための情報をスポットで発信していきます。

■被災地での活動を経験して
本市消防局から横浜市消防局に出向していた前畑芳樹(まえはたよしき)消防士長は、1月21日から26日まで、令和6年能登半島地震の緊急消防援助隊として石川県に派遣され被災地活動に従事しました。
被災地での活動状況や現場で感じたこと、市民の皆さんへ伝えたいことなどについてインタビューしました。

○活動を通して感じた日頃からの「備え」の大切さ
今回活動した地域は、風光明媚な市域で雰囲気や人口などの規模感も本市と重なる部分がありました。災害が大きくなればなるほど、住宅の倒壊や火災が同時発生し、道路も崩れ、車両や資機材などの消防力が劣勢となることも想像され、日頃からの備えが大事だと改めて感じました。
例えば、
(1)災害備蓄品の準備や自宅の安全点検などを行う。
(2)1年に1回、家族で非常食を食べたり、水道水が使用できないことを想定したりして生活してみる。
このように、実際に経験して家族ぐるみで災害に対する意識を高めてみてはいかがでしょうか。

○市民の皆さんへ
被災地では、一瞬にして大切な日常が失われた自然災害の恐ろしさを目の当たりにしました。大規模地震発生時は、火災が同時に発生する可能性があり、中でも通電火災が発生する割合が高くなっています。
避難の際は、自身の安全確保を最優先し、使用中の電気機器のコンセントを抜いたり、ブレーカーを落としたりなどして避難することも対策の一つです。
いつ起こるか分からないからこそ、想定できる「最大限の備え」をすることで被害を軽減できますので、これを機会に再確認をお願いします。

問合先:消防局消防総務課企画総務係
【電話】22-0119

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