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西之表市の台所事情(1)

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鹿児島県西之表市

西之表市では、5月1日付けで、令和4年10月1日から令和5年3月31日までの「西之表市財政事情」を公表しました。
これは皆さんに納めていただいた税金や地方交付税、国・県の補助金等がどのように使われているかを地方自治法の規定に基づいて、毎年5月と11月にお知らせするものです。

■1 令和4年度一般会計最終予算(見込)の状況
令和4年度一般会計の最終予算見込額(3月補正予算後、繰越明許費を含む)は、歳入歳出それぞれ131億5832万円となりました。
歳入は、地方交付税が46億9859万円、国県支出金が31億4677万円となっており、全体の59・6%を占めています。また、一般財源の多くを占める市税は、14億3549万円で10・9%となっています。
歳出は、新型コロナウイルス感染症の影響の長期化やウクライナ情勢等による原油・物価高騰に伴う各種給付金や、年々増加傾向にある社会保障費に伴い、民生費が38億1816万円となり、全体の29・0%を占めています。
特色的な普通建設事業としては、社会資本整備総合交付金事業(市道安城平松線・城上之原線・西町上之原線他)2億5000万円、斎苑施設整備事業1億1000万円、保健センター発電機設置事業5000万円、浦田シーサイドハウス修繕事業3000万円などがあげられます。
また、財政状況を測定する3つの『指標』である財政力指数・経常収支比率・実質公債費比率は、令和3年度決算において、依然として厳しい財政状況を示しています。
事業や経常経費の見直しを行い、市民の視点を基本とした行政サービスの向上に努め、引き続き財政の健全化を進めます。

◇歳入歳出総額 131億5,832万円3月補正予算後

■2 令和4年度市税の内訳
市税のうち、一番大きな比重を占めるものは固定資産税の6億2185万円で、次に大きいものは市民税の6億561万円となっています。

【単位:千円】

■3 市民一人当たりの公債費償還負担額(令和5年3月31日現在)

地方財政状況調査の決算収支をもとに、年度末の人口で除しています。4年度は3月補正予算後の予算額で積算しています。
公債費は、借入金の返済額のことです。令和4年度は、12億11万円、市民一人当たりの負担額は8万5163円となりました。令和4年度末の地方債(借入金)残高見込額は89億3697万円になる予定です。

■4 市民一人当たりの歳出額、税負担額年度別比較


※なお、令和4年度は、3月補正予算後の予算額に対しての積算見込みです。

市民一人に使われるお金と納める税金は、当該年度の地方財政状況調査の決算収支をもとに、年度末の人口で除しています。
市民一人に使われるお金は、昨年度に比べ約10万9000円の増(約13・2%増)、納める税金は約6000円の増(約6・1%増)となっています。

■5 各会計別予算の最終予算見込の状況

※最終予算見込における予算額は、3月補正予算後です。
※歳入歳出の執行については、繰越明許費を含んでいます。
※歳入歳出執行額は、令和5年4月19日現在です。

問合せ:市役所財産監理課財政係
【電話】22-1111内線279/283

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