文字サイズ
自治体の皆さまへ

西之表市の台所事情(2)

5/22

鹿児島県西之表市

◎西之表市の財政状況
財政状況を測定する3つの指標について下表を見ると、財政力指数は、類似団体(人口、産業構造が類似した団体)の平均値と比べ差があり、依然として厳しい状況にあります。財政力指数が高いほど自主財源の割合が高く、1・0に近いほど財政力が強い団体ということになります。
経常収支比率は、財政の硬直化を示す指標で、一般的に財政の余力を測ることができると言われています。令和3年度は、類似団体の平均値と比べて、昨年度に引き続き、経常一般財源歳入等の増を受け、良化しています。
実質公債費比率は、地方団体の収入に対する負債返済の割合を示すもので、18%以上だと、新たな借金をするために国や県の許可が必要となり、25%以上だと借金を制限されます。
令和3年度は、類似団体の平均値と比べて数値は上回っており、近年行った大型普通建設事業の影響によるものです。
市の借金である地方債残高は、借入の抑制とこれまでの繰上返済により平成13年度の約175億円をピークに毎年減少し、令和4年度末には、約90億円になる見込みです。
一方、貯金となる基金残高は、平成19年度に借入金を繰上返済するために取り崩した影響もあり4億円程度まで減少しましたが、令和4年度末には、約44億円程度になる見込みです。
今後もなお一層、財政健全化に向けた取り組みを引き続き推進しますので、市民の皆様のご理解とご協力をお願い致します。

【西之表市の財政状況指標】

市役所の財政状況を測定する3つの『指標』
(1)財政基盤の強さを表す『財政力指数』
(2)財政の柔軟性をみる『経常収支比率』
(3)財政負担の程度を示す『実質公債費比率』

問い合わせ先:市役所財産監理課財政係
【電話】22-1111内線279/283

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

市区町村の広報紙をネットやスマホで マイ広報紙

MENU