【CIVIC NEWS】地域の笑顔を支える 身近な組織

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～4・5月は自治会加入推進月間～
生活する上で、身近で頼りになる組織・自治会。
自治会がどんな活動を行い、どんな役割を担っているかを知っていますか。

自治会は、個人で行うのが難しいことを互いに協力しながら助け合うための組織です。夜道を明るく照らす防犯灯。その設置や管理を行っているのは、ほかでもない自治会です。自治会に加入していない人も、地域の人のおかげで安心・安全に暮らすことができています。
防犯灯をともすために必要な電気にもお金がかかります。自治会費として集められたお金の多くは、防犯灯やごみステーションの維持管理費用など、地域の住み良い環境を守るために使われています。
自治会の活動は、道路や公園などを清潔で快適に保つための環境美化活動、地域の防災・防犯活動などがあります。それ以外にも子ども会や敬老会、地域の運動会や夏祭りなどの親睦活動を行い、地域の住民同士で交流できる貴重な場にもなっています。

■知り合えるから助け合える
大規模な災害時には、行政の支援がすぐには届かないことがあります。そんなときに頼りになるのが、よく見知った隣近所の人たちです。無線を使った連絡体制や避難訓練での経験、隣人の助けが、あなたや家族の命を救うかもしれません。自治会活動で同じ時間を共有するからこそ、地域での困り事や悩みも共有しやすくなります。
私たちの住むまちには、年齢や出身地、考え方や職業などが異なる、さまざまな人が暮らしています。自治会活動を通して近所の人と顔なじみになり、助け合い、楽しみを分かち合えます。そんな笑顔あふれるまちづくりに、あなたも参加しませんか。

▽自治会に入りませんか。
加入方法やお住まいの自治会が分からない場合は、問い合わせください。

問合せ：市民活動推進課
【電話】64-0988
隼人地域振興課、各総合支所地域振興課

[INTERVIEW]
「住んで良かったと思えるまちに」
上小川地区自治公民館長　池田　まゆみさん(66)
上小川地区自治公民館では、放課後児童クラブの運営や高齢者世帯向けの配食、季節ごとのイベントなどを行っています。特に配食はこの地区ならではの活動。見守り活動も兼ねており、体調は変わりないか、困り事がないかなどを聞くようにしています。みんなで調理や作業をする時間も、楽しみの一つになりました。ほとんどの活動は私1人ではできません。地域の人の協力があってこそで、感謝することばかりです。子育て世代から高齢者まで、「ここに住んで良かった」と思ってもらえるまちづくりのために、今後も活動を続けていきたいです。