ミライ、ワク・WORK(ワーク) vol.65

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霧島市にはたくさんの企業があり、そこで多くの若者が生き生きと働いています。
このコーナーでは、そんな企業や若者の暮らしを紹介します。
第65回は、社会福祉法人大川福祉会国分海の風認定こども園の松下知世(ちよ)さん(21)です。
就職を控える生徒や学生の皆さん、ぜひ霧島市で働き・暮らすという未来を描いてみませんか。

■想像力と自立心を伸ばし、生きる力を育む。
社会福祉法人大川福祉会　国分海の風認定こども園　保育教諭
松下　知世(ちよ)さん(21)
都城市出身。第一幼児教育短期大学幼児教育科卒業。令和4年入社。趣味はカフェと温泉巡り。特技はサッカー。1人暮らし。隼人町在住。

「とても親しみやすい職場です。」

◆ON
0歳から小学校就学前まで年齢に応じた保育・教育が受けられる幼保連携型認定こども園。「伸び伸びと大らかな心をつくり、健康で明るい子どもを育てよう」の理念を掲げるのは、国分広瀬にある国分海の風認定こども園です。園外保育専用バスがあり、市内の自然豊かな公園などによく出かける同園は、自然遊びを通して生きる力や知恵を身に付けることを大切にしています。
子どもたちが主体的に考え、活動できる環境を整え、個人に合わせた保育や教育に力を入れる同園。園長の原田淳一さん(43)は「自分の気持ちを素直に表現し、他人の気持ちや言葉を素直に聞くことができる子どもに育ってほしい」と話します。職員のワークライフバランスも大切にする同園は、有給休暇取得率がほぼ100%。事務作業や教材製作といった業務も多いため、保育業務から離れられるノンコンタクトタイム制度を設け、「仕事を家に持ち帰ることがないように、この時間を有効に使ってほしい」と原田さんはほほ笑みます。
同園で保育教諭として働くのが、入社2年目の松下知ち世よさん(21)です。在学時に就職課の先生から「従来の保育スタイルにとらわれない園がある」と紹介されて同園を見学。「給食は子どもたちのタイミングで取ることができ、生活リズムや主体性が優先されていました。先生と子どもたちの距離感がとても近い保育スタイルが自分にも合うと感じ、この園がとても気に入りました」と入社のきっかけを話します。
「知世先生、大好きと言われるのが一番嬉しい」と話す松下さん。「仕事で戸惑うことがあっても、先輩が優しく教えてくれるので安心して働くことができます。子どもと同じ目線で話し、気持ちを一旦受け止めてあげることで、自発的な行動につながります。そんな接し方ができる先輩たちは、私の憧れであり目標です」と目を輝かせます。

▽取材協力企業
社会福祉法人大川福祉会　国分海の風認定こども園
国分広瀬4-6-1【電話】45-0301
【URL】https://higashi-k.com
※「国分海の風」で検索

代表者：下登　千吉
設立：昭和28年
資本金：なし
売上高：2億6,000万円(令和4年3月期)
初任給：17万～18万円
採用実績(新卒/中途)：2人(2人/0人、令和5年度)
従業員数(男/女)：68人(7人/61人)
平均年齢：41歳
有給休暇の平均取得日数：13日/年
月平均残業時間：6時間
育児休業取得者数(男/女)：6人(0人/6人、令和4年度)
勤務時間：8時間/1日、午前7時〜午後7時のシフト制(年間休日106日)

◆OFF
仕事が休みの日には、カフェ・温泉巡りを楽しみます。
平日休みによく立ち寄るのが、国分中央にある「一番鶏」。テイクアウト専門のお店で、クレープが絶品です。イチゴやマンゴーなどを使った季節のクレープがお薦めですが、お芋のクリームブリュレもお気に入り。ブラウンシュガーをあぶって固めたキャラメリゼの下には、生クリームとシルクスイートのペーストが入って濃厚な味わい。ほうじ茶ジュレやナッツ、サイコロ状のサツマイモなども入っていて、最後まで楽しく味わえます。
店主の両親が経営していた居酒屋の人気メニュー・手羽先餃子は、子どもから大人までみんなに愛される味です。手羽先餃子専用スパイスの販売を始めたそうなので、常連さんも新たな味に挑戦してみては。

▽一番鶏
場所：国分中央3-18-8
営業時間：正午～午後6時(売り切れ次第終了)
店休日：水・木曜
駐車場：5台

問合せ：一番鶏
【電話】090-9402-1416