■NPO法人かごしまフィルムオフィス
専務理事 西田建一さん
本市出身で、鹿児島のフィルムコミッション(映画やテレビ番組のロケ地に誘致する団体)として、本市の魅力を国内外に発信している西田建一さんにお話を伺いました。
子どもの頃から絵を描くのが好きで、大学では鹿児島を離れ舞台美術を中心に学びました。就職後、建築について勉強してみることを勧められ、それがきっかけで鹿児島に帰ってきました。当時、知人から鹿児島でロケをしたいと相談があっても、なかなか受け手がいない状況でした。鹿児島にそういった役割を担う者が必要と感じ、仲間と一緒に鹿児島をロケ地とする作品の映画制作に携わり始めました。当初はロケの誘致が中心でしたが、最近では「鹿児島の物語を鹿児島で撮影する」という姿勢のもと、私から脚本づくりなどの提案をすることも増えてきています。
鹿児島は、港町だということが意外と知られていないので、ロケ地で提案するシーンは、海辺の町であることや、桜島が日常生活の中にある町だということを強調しています。
今後は国内のみならず、海外にもより目を向けて誘致をしていきたいと考えています。フランスのカンヌは映画祭もあるので世界的に有名ですが、実は鹿児島よりも規模の小さい都市なんです。活火山桜島と共生しているというインパクトを売りに、鹿児島をもっと世界中にアピールしていきたいです。
(インタビューの詳細は広報課インスタグラム「カゴシマファン」などでチェックを)
問合せ:広報課
【電話】216-1133【FAX】216-1134
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