盛り上げようぜ!消防団(2)

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■災害や火災の時は、いち早く駆け付ける
まちのHERO(ヒーロー)に大変身!

◆箕曲分団瀬古口班
角田(すみだ)　航太さん
何か地域のために役に立つことをしたいと、思いついたのが消防団の活動だった。今年で入団11年目になる。
休日は、今、子どもたちに大人気の三重のシャボン玉おじさんとして活躍中!
「シャボン玉おじさんも消防団も地域のために何かしたいという気持ちは同じです!」と熱く語ってくれた。
普段の活動の様子はシャボン玉おじさんのインスタグラムで!
※QRコードは本紙をご覧ください。

◇防火意識が高まった!
火災現場に行くことも多いので、防火への意識が入団前よりも大きく変わりました。「自分の家も気を付けないと!」という意識になり、家族とも防火について話し合うことも。寝る前には、火災の原因になるものはないかと家の中を点検するなど、消防団に入って、防火意識が高まりましたね。
私の住む瀬古口地域は、木造の家や狭い路地、家が密集している所が多いため、「もしここが火事になったら消防車が入れるのか?」「燃え広がると被害が大きくなるのでは?」と、日頃から防火を意識して、自分のまちを見るようになりました。

◇たとえ夜中でも駆けつける!
夜中でも火災があれば、消防団員は、我がごとのようにすぐに駆けつけます。私の所属する消防団は、この地域に住んでいて小さい頃から知っている顔なじみばかり。地域の繋がりが強いので「自分のまちは自分で守る!」という思いもすごく強いんだと思います。
消火活動以外にも防災訓練や年末のパトロールなど、仕事の都合で参加できない時もありますが、団員同士で協力し合いながら、地域を守るために活動しています。

■もっと知りたい!消防団のあれこれ
◇報酬や手当はあるの?
年間一定額の報酬(団員の場合、34,000円)や出動した場合の手当、一定期間活動し退団した場合の退職報償金を支給します。

◇学生でも入団できるの?
学業と消防団活動の両立も可能です。現在、2人の学生が消防団で活動しています。また、1年以上継続的に活動すると、就職活動に活用できる「認証状」を交付。ぜひ学生の皆さんも消防団へ!

◇どんな活動をしているの?
消火活動はもちろ、地震や風水害など大規模災害発生時の救助や警戒巡視・避難誘導などを行います。「あの家にはお年寄りが住んでいる」など、地域のことをよく知る強みも生かしながら対応します。
日々の訓練や防火、防災などの啓発活動も消防団の重要な活動です。
最近ではドローン隊が誕生!災害状況の確認や行方不明者の捜索など、その活動の幅は広がっています。