■近代プラネタリウム100周年and市立博物館30周年
今からちょうど100年前の1923年10月21日、ドイツのカールツァイス社で近代的な光学式プラネタリウムが誕生しました。プラネタリウムとはPlanet(惑星)+arium(空間)という意味の造語です。この機械の誕生によって、惑星の複雑な動きが再現できるようになったのです。
本市でも30年前の1993年に、初めてプラネタリウムが設置されました。当時の機械は「ヘリオス」。一つの球体で天球上の北から南まで全ての星を映すことができる「一球式」でありながら、日々の星の動きだけでなく、何千年にもわたる北極星の動きをコンピュータ制御できる、世界で初めての投映機でした。現在使用している2代目は、さらに進化した「ケイロン401」。肉眼で見られる星の色も忠実に再現しています。
そんなプラネタリウム100周年、そして市立博物館30周年を記念したオリジナル番組「プラネタリウムヒストリー地上に降りた一億四千万の星」を9月12日(火)から投映します。プラネタリウムのメモリアルイヤーを、当館で楽しんでみませんか。
問合せ:博物館・プラネタリウム
【電話】355-2700【FAX】355-2704
<この記事についてアンケートにご協力ください。>