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自治体の皆さまへ

特集 認知症になっても住み慣れた地域で暮らす(2)

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三重県東員町

■私たちが皆さんの力になります
機関をつなぐコーディネーターとして、認知症地域支援推進員が健康長寿課に配置されています。町で認知症についてさまざまな活動を行うスペシャリストです。
○認知症地域支援推進員の役割
(1)若年性認知症の人と家族の相談・支援
(2)認知症の人やその家族の相談・支援
(3)認知症カフェの立ち上げと活動支援
(4)地域包括支援センター職員への認知症に関する助言
(5)医療機関や介護サービス、地域の支援機関をつなぐコーディネーター
(6)専門職・住民の認知症対応力の向上

○認知症初期集中支援チーム
高齢者の皆さんが、住み慣れた地域でいつまでも健やかに生活していけるよう、認知症の早期発見、早期支援を目的としたチームです。認知症の専門医と専門知識を持つ保健師・介護福祉士などで構成しています。
町内在住の認知症またはその疑いのある人およびその家族を訪問し、アセスメントや受診勧奨、家族サポートなどの初期支援を包括的・集中的に行います。
対象:40歳以上で自宅で生活している認知症の人や認知症が疑われる人で、次の(1)~(3)に該当する人。
(1)認知症の診断を受けていない、または治療を中断している人
(2)医療サービスや介護サービスなどを利用していない人
(3)何らかのサービスは利用しているが、認知症による症状が強く、どのような対応をしてよいか悩み困っている人

■地域で支える認知症
○チームオレンジとういん
チームオレンジとういんは「認知症になっても、できる限り住み慣れた地域で自分らしく暮らし続けることができる町」を目指して、認知症に対する正しい知識を持った認知症サポーターがチームとなり、地域で暮らす認知症本人やその家族を見守り、支援するボランティア団体です。29人のメンバーで構成されていて、認知症の啓発活動などを行っています。

○認知症サポーターとは
認知症サポーターとは、認知症について正しく理解し、偏見を持たず、認知症の人やその家族を温かく見守る「応援者(サポーター)」です。
オレンジリングやサポーターカードを付けている人を見かけたら、気軽に声をかけてください。

○9月は世界アルツハイマー月間です
1994年「国際アルツハイマー病協会」(ADI)は、世界保健機関(WHO)と共同で毎年9月21日を「世界アルツハイマーデー」と制定し、この日を中心に認知症の啓発活動を実施しています。また、9月を「世界アルツハイマー月間」と定め、各地でさまざまな取り組みを行っています。
チームオレンジとういんでも、この月間に合わせて啓発活動を行います。皆さんもこの機会に認知症について考えてみませんか。

問合せ:健康長寿課健康づくり係
【電話】86-2823

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