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鳥羽市・サンタバーバラ市 学生交換派遣事業 ホームステイ体験記(2)

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三重県鳥羽市

■念願のサンタバーバラに行って
鳥羽東中学校3年 鹿島田 織穂(かしまだ りほ)

私がこの事業に参加したいと思った理由は、母が私くらいのときに、同じ場所、サンタバーバラに行ったときの話を聞かせてくれたからです。思い出話を聞いているうちに、だんだんとその街に興味が湧き、行ってみたいと思うようになりました。
出発日は丸一日移動に費やしました。ロサンゼルス空港に着いたときは、周りの声が英語、英語、たまに日本語。テンションが上がりました。アメリカに来たんだ!と。
バスでサンタバーバラに移動し、エマと対面しました。仲良くなれるか不安でしたが、思っていたよりも自分とエマの性格が似ており、すぐに打ち解けることができました。
あるとき私に、スーパーマーケットに行くけどどうする?と、エマのお母さんが聞いてくれました。私は行きたい、見てみたい、と言いました。スーパーに行ってみると日本とはかなり違っていたため、全てが新鮮で面白かったです。
それからは、街をドライブさせてもらったり、海に行ったり、ダチョウを見たり、地元の祭りに参加したり、他にもたくさんのことをしたりしました。時間があっという間に過ぎていきました。ずっと居てもいいくらいに心地よかったです。
彼女たちの文化や習慣は、私たち日本人とは全く異なっていました。しかし、その違いこそが面白く、興味深かったです。そして、私に新しい視点や価値観を与え、私自身を成長させてくれました。
サンタバーバラ交流事業は、私にとって忘れられない思い出となりました。最後に、この機会を与えてくださったみなさん、ありがとうございました。

■サンタバーバラの思い出
鳥羽東中学校3年 橋爪 敦哉(はしづめ あつや)

私がサンタバーバラに到着すると、まずホストファミリーが笑顔で迎えてくれました。おいしいハンバーガーショップに連れて行ってもらい、そこでお互いのことについて紹介し合いました。
ホストファミリーの家で特に印象に残っていることは、家族みんなでおにぎりを作ったことです。たくさんの具を入れて、作るおにぎりはとてもおいしかったです。出発する前に「アメリカのおいしいものを食べたい」と話していたので、滞在中の食生活は充実していました。
ザンダー君の水球の練習について行ったとき、私も初めて体験させてもらいました。最初は簡単だと思っていたけれど、やってみると長く泳ぎ続けることさえ難しく感じました。でも、コーチに直接指導してもらったり、チームメイトと実際にゲームをしたりして次第に楽しくなっていきました。
海では、ボディーボードを使って波乗りも経験できました。遠浅のビーチだったので、とても泳ぎやすかったです。
帰国する日には、今回お世話になったホストファミリーのみんなとハグをしてお別れをしました。サンタバーバラのみなさんも鳥羽から来た私たちにたくさん手を振ってくれました。今でも、ついさっきのことのようにザンダー君とホストファミリーの顔が思い出されます。
私が今回のサンタバーバラとの交換派遣事業に参加して思ったことは、人と言葉に壁はないということです。私はアメリカでたくさんの人と話しました。初めは身ぶり手ぶりを交えながら会話をしていましたが、そのうちお互いがわかり合えるようになり、いつの間にか会話がスムーズにできるようになりました。お互いの言葉が違うものの、同じ人間であることには変わりはありません。だから、誰がどこに行ってもお互いにわかり合えれば何も問題は起こらないということを学びました。
鳥羽市の関係者のみなさん、今回サンタバーバラでホームステイをする機会をくれて、本当にありがとうございました。私と同じような経験をもっと他の人にもしてもらいたいと思います。

問合せ:市民課人権・市民交流係
【電話】25-1126

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