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《特集》京田辺自慢の特産物(4)

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京都府京田辺市

■京野菜えびいも〔甘く風味が香ばしい〕
反り返った形と縞模様がエビに似ていることから「えびいも」と呼ばれています。さといもの一種で、独特の見た目は、特殊な栽培方法によって生み出されています。繊維が緻密で煮込んでも形が崩れないため、おでんや煮物、おせち料理に使われています。ほどよい粘り気とさくさくした食感、甘味や香ばしい風味が特長です。
昭和61年に飯岡地域において、お茶と生産期が重ならない作物として導入され、市内各地に広まりました。今では、府内最大の産地として知られ、年間の出荷量は約55トンにも及んでいます。
現在、後継者不足の課題解消のため、市・府・JA京都やましろは農家養成塾を開講し、新たな担い手を育成しています。

◆豆知識
◇人の手でエビのような形に
エビのように曲がった形は、茎の間に土を押し込む「土入れ」という手間のかかる作業によって生み出されています。

◇一度栽培したら約5年は空ける
えびいもを続けて栽培すると連作障害が発生して良いえびいもが生産できないため、4・5年は同じ場所での栽培を避けます。

■山城産ヒノヒカリ〔2年連続で食味の最高評価「特A」〕
「京田辺市」という市名が表すように、市内には田んぼが広がり、たくさんの米が生産されています。本市で作られる米の品種はコシヒカリを親に持つヒノヒカリが多く、強い甘みと小粒でもっちりした食感が特長です。山城産ヒノヒカリは、(一財)日本穀物検定協会の米の食味ランキングにおいて、最高位の「特A」を令和3年から2年連続で獲得しています。市は、一等米を出荷した人に奨励金を支給するなど、良質な米作りを支えています。
市内には、地域性や栽培方法にこだわりのあるさまざまなお米がありますので、好みに合ったお米を探してみてはいかがでしょうか。

◇やましろの恵
~減農薬で安全・安心~
有機質肥料を使い、農薬や化学肥料を減らした、体や環境にやさしいお米です。
販売場所:JAにこにこ市
市・JA京都やましろは、山城産ヒノヒカリの普及拡大に取り組んでいます。3月27日、市役所市民ロビーで、同米を使ったおにぎりを来庁者に無料配布しました。
今号の読者プレゼントの賞品です!(本紙27ページ)

◇京都大住産隼人米
~カルシウムが豊富で冷めてもおいしい~
大住地域で生産されたお米で、同地域の伝統行事「隼人舞」にちなんで名付けられました。カルシウムを取り入れた土作り「カルテック農法」によって栽培され、食味が良く、冷めてもおいしいお米です。
販売取次場所:駅ナカ案内所

◇普賢寺米
~寒暖差の気候が生み出す上品な甘み~
普賢寺地域のきれいな空気と寒暖差によって育った上品な甘みと旨みが特長のお米です。
販売場所:普賢寺ふれあいの駅

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