川遊びや山登りなど、屋外で過ごすことが多くなる夏。楽しいことが多い一方で、水の事故や山でのけがなどが増える時期でもあります。いざという時に冷静に対処できるよう、応急手当を知っておくことが大切。ここでは、その方法などを紹介します。
■事故やけがの例と応急手当
▽子どもが川や海で溺れて意識がない
[心肺蘇生法]
・AEDのある場所では、(2)のときにAEDの依頼を!
(1)呼びかけて、体を叩きながら反応の有無を確認
(2)反応が無い、または分からない場合、助けを呼び119番通報
(3)胸と腹部の動きを見て、呼吸を確認
(4)呼吸していない、または呼吸しているか判断に迷う場合などは、胸骨圧迫(心臓マッサージ)30回と人工呼吸2回の組み合わせを、救急隊員と交代するまで継続
(!)胸骨圧迫の方法(小児の場合)
両手を重ねて指を組み、胸の真ん中を真上から垂直に、胸の厚さの約3分の1まで沈み込む強さで圧迫。
▽山登りの最中に脚をけが
[止血法]
(1)清潔なタオルと感染防止のためのビニール袋などを用意
(2)血液に直接触れないよう手をビニール袋で覆った上で、タオルを傷口に当てて圧迫
(!)誤った止血法
手や脚をひもや針金などで縛ると、筋肉や神経を傷付ける恐れがあるのでやめましょう。
■詳しく学べる講習を開催
[救命講習 8月]
成人や小児・乳児に対する蘇生法他
※各講習の日時・会場・申込方法はHPを確認
とき:8月17~30日
料金:無料
講習に参加するのが難しい方はHPの「救命講習テキスト」をご確認ください。AEDの使い方なども載っているので、いざという時に役立ちますよ。
問合せ:教育管理課
【電話】682-0131【FAX】671-1195
<この記事についてアンケートにご協力ください。>