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ここがすごい!京都の子育て・教育環境(2)

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京都府京都市

■教育編
[1]市立小・中学校の学力向上に向けた取り組み [全国トップレベルの学力]
~子どもたちが自ら学び考えるなどの京都ならではの教育~

▽小・中学校で一貫性のある教育
豊かな「学び」と「育ち」に向けて、小中一貫教育を全市で実践。中でも、小学4年生からの6年間は、「本市独自の学習支援プログラム」により、自学自習の習慣化と学力定着に取り組み、それを教師が支援する体制を確立しています。

▽高水準の少人数教育の推進
中学3年生での30人学級など、大都市(政令市)の中でもトップ水準の少人数教育を実施。子どもにより近い、きめ細かな指導を行っています。

▽授業外での勉強もサポート
入学の際、「自学自習のすすめ」を全ての子どもに説明して配布し、家庭での自学自習の習慣化を図ります。
また、保護者・地域の方等が参画する学校運営協議会やボランティア等の協力の下、小・中学校の休業日などに学習支援を実施しています。

全ての中学校で、放課後などに学習会も行っています。

▽特色のある授業による学びの充実
・ICT(情報通信技術)を活用した学び
1人1台のパソコン端末等ICTを活用し、子ども1人1人の自分らしい学びを実現。ICTを使用した教師の指導も全国トップ水準です。
・伝統文化教育や体験
全ての子どもが、茶道や華道などの体験を通して、文化を継承し、豊かな人間性を育みます。

◇ひとくちメモ
京都ならではの小学校給食の献立
本市では、和食の良さを伝えるため、旬の食材や京野菜、だしなどを使った「和(なごみ)献立」が月に1回給食に登場します。
(和献立の一例)
小松菜とゆばの煮浸し、さんまのしょうが煮、しば漬け、五色のすまし汁
※中学校については、全員制給食に向けた検討を開始

[2]市立高校の先進的で魅力的な教育
市立高校では、正解のない問いに挑む「探究」を核とした学びを展開し、生徒が成長を実感できる学校づくりを推進。紫野、堀川、堀川音楽、西京、日吉ケ丘、美術工芸、塔南、開建、伏見工業、奏和、工学院の11校それぞれで特色ある教育活動を行い、高く評価されています。

▽市立高校の特徴的な取り組み
・世界で活躍する担い手の育成
国際的な視点で社会課題に向き合う基礎を養う取り組みを実施
・キャリア教育の推進
本市の都市特性を生かし、企業や大学など多様な他者と交流する機会を創出

◇今春開校した特色ある市立高校を2校紹介!
・開建高校(ルミノベーション科)
80人1クラスとして、普通教室の4倍にもなる広い空間「ラーニングポッド」を中心に、地域や大学などと協働した学びを展開。未来社会の創造に主体的に取り組む生徒を育成します。
・美術工芸高校(美術工芸科)
「美術で学ぶ」をキーワードに、教科・専攻を横断した学びを展開。美術を通して社会に貢献する、創造力豊かな生徒の育成を目指します。

[3]障害のある子どもへのきめ細かな教育
子ども1人1人の障害や特性に応じた教育を推進。医療的ケアが必要な子どもの支援体制の充実にも力を入れ、大都市(政令市)で初めて看護師資格を持つ専任教員を採用。総合支援学校に配置しています。

総合支援学校高等部の職業学科では、企業や関係機関と連携した実習などを行い、毎年高い就職率を達成!

○高等学校卒業後の大学などへの進学率は、大都市(政令市)+東京23区の中で、京都市は74.3%とトップなんです!
市の教育に関する他の取り組みについては、詳しくはHPをご覧ください。

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