がんばってます!水源の里

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私たちの心のふるさと、水源の里。集落の元気のヒミツや日々を楽しく暮らすコツを探ります。
～水源の里　老富～

■とち餅作りが元気の源に
平成18年、水源の里条例に基づき初めて指定された集落のうちのひとつが「老富」。女性が中心となって農産物の販売や加工に取り組もうと、大唐内(おがらち)、栃、市茅野(いちがや)の3自治会合同で活動を始めました。集落では、コロナ禍以前には年間1万7千人が訪れた観光地「ミツマタ・シャガの群生地」や休憩所「花やどり」の管理運営のほか、特産品のとち餅づくりなどを行っています。
とち餅は、トチノキから採れる実を使って作る集落の人気商品です。実のアク抜きは根気のいる工程ですが、作業する女性は「この仕事があるから元気なんやで!」と笑顔。代表の酒井省吾さんは「これからも活動を続けて地域を存続させていきたい」と話します。