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自治体の皆さまへ

減らそう食品ロス(その1)

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京都府舞鶴市

日ごろの生活の中で「もったいないなぁ」と思いながら食べ物を捨ててしまう事がありませんか。舞鶴市内の家庭から捨てられる可燃ごみのうち、生ごみが占める割合は約41パーセントで、そのうち約40パーセントはまだ食べられるのに捨てられてしまう食品、いわゆる「食品ロス」となっています。この量は1年間にリサイクルプラザに搬入される不燃ごみの量に相当します。こうした食品ロスは日常生活の中で少し意識を変えるだけで減らすことができます。皆さんも食品ロスの削減について一緒に考えてみませんか。

■舞鶴市のごみの状況
市民の皆さんの協力により、この2年間で舞鶴市のごみ排出量は大きく減少し、令和4年度の1人1日当たりのごみの排出量は818・3グラムと、手数料見直し前と比較して82・5グラム、約9パーセント減少しています。これにより、市民1人当たりのごみ排出量は全国平均を下回ることになりましたが、最新(令和3年度)の京都府平均775グラムよりは多く、まだまだごみ減量の余地があります。
一方、818・3グラムのうち654・7グラムを占める可燃ごみの内訳の割合を調べてみると、生ごみの中には、まだ食べることができる食品、いわゆる「食品ロス」が約40パーセント含まれている状況にあります。

■「食品ロス」はいろんな意味でもったいない
食品ロスがごみとして出されると、ごみの運搬や焼却、埋め立てに費用が発生します。ごみの問題だけではありません。廃棄した食品を生産する際に使用した水や飼料、加工や輸送で使用するエネルギーなども結果として無駄になってしまいます。さらには、こうした一連の経済活動やごみ処理の際には二酸化炭素が発生し、環境にも大きな負荷がかかっています。
このように、食品ロスはごみの問題だけでなく、資源の有効活用や地球温暖化にも関わる重要な問題であり、私たち一人ひとりが、食べ物を大切にし、無駄な廃棄を減らす努力をすることが求められています。

■「食品ロス」を意識した生活を
食品ロスを減らす取り組みは、舞鶴市のさらなるごみ減量を進める上で重要な取り組みです。食品ロス削減には市民の皆さんが日々の生活の中で少し意識を変えることで、大きな効果がある取り組みがたくさんあります。次のページに、いくつか具体例を挙げているので、日常生活の中に取り入れてみてください。私たち一人ひとりの心掛けで食品ロスを削減し、舞鶴の環境をより良いかたちで次の世代に継承していけるようにごみの減量に向け取り組んでいきましょう。


担当:生活環境課

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