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自治体の皆さまへ

【特集】誰もが自分らしく生きられる社会へ~性の多様性について理解する~(2)

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兵庫県丹波市

■「パートナーシップ宣誓制度」が始まりました
4月1日、丹波市で性的マイノリティの人々がパートナーとともに人生を歩んでいく上での支援となる「パートナーシップ宣誓制度」を開始しました。婚姻制度のように法的な効力はありませんが、この制度の導入により、性的マイノリティの人々への社会的理解が進み、多様な性を尊重し、悩みや生きづらさを抱えている様々な人が自分らしく幸せに生活できることを、市として応援していこうとするものです。

◇パートナーシップ宣誓制度とは
一方または双方が性的マイノリティであり、互いを人生のパートナーとして、日常生活において相互に協力し合うことを約束した二人に対して、市がパートナーシップの宣誓書受領証の交付を行う制度です。

◇宣誓を行うことができる人
一方または双方が性的マイノリティであることのほか以下のいずれにも該当している人
(1)双方が宣誓の当日に成年(18歳以上)
(2)一方または双方が市内在住または転入予定
(3)双方に配偶者がいない※事実婚を含む
(4)双方が宣誓しようとする相手の他にパートナーシップの関係にある者がいない
(5)宣誓者同士の関係が近親者でない

◇パートナーシップ宣誓制度手続きのながれ
(1)事前書類審査
事前に人権啓発センターへ、書類を直接または郵送で提出ください。併せて宣誓書受領証等の交付の日時・場所を調整します。

(2)パートナーシップ宣誓
申請者の2人が同時に来庁して宣誓書に名前を記入します。※個室で対応も可能です。

(3)宣誓書受領証の交付
宣誓書受領証の交付に費用はかかりません

◇阪神・丹波9市1町でパートナーシップ宣誓制度の取組に関する連携協定
すでにパートナーシップ宣誓制度の協定を締結している尼崎市、西宮市、芦屋市、伊丹市、宝塚市、川西市、三田市、猪名川町の取組に、丹波篠山市と丹波市が加わり、令和5年4月1日に新たに「阪神・丹波9市1町」で協定を締結しました。
締結自治体間での当事者の転入・転出時の手続きを簡略化し、負担を軽減します。また、連携して性の多様性への理解を深める啓発などを推進します。

■ひとりで悩まず相談を
※匿名での相談ができ、秘密は必ず守られます。
兵庫県では、LGBT等性的マイノリティの方やその周りの方々の相談に応じるため、専門電話相談窓口を開設しています。本人、家族、友人、教員など誰でも相談できます。
問合せ:【電話】050-3637-7521
日時:毎週土曜日午後6時から9時※12月30日を除く
対象者:本人、家族、支援者など
相談員:LGBT支援団体専門スタッフ
相談形式:電話、面談※要予約

問合せ:人権啓発センター(氷上住民センター別館内)
【電話】82-0242

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