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市政ニュース(2)ー市政の動き 6月定例会報告 市長総括説明から(1)ー

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兵庫県豊岡市

6月2日、令和5年度第3回豊岡市議会定例会が開会しました。
開会にあたり市長が総括説明を行い、ワクチン接種関連や当面する市政の諸課題および提出議案などについて説明しました。その中から主な内容をお知らせします。
なお、市長総括説明の全文については、市ホームページをご覧ください。

■ワクチン接種関連
今年度のワクチン接種については、重症化リスクの高い方などは5月からと9月からの年2回、重症化リスクの高くない方は9月からの年1回行う予定です。接種費用はこれまで同様に無料です。
接種体制は、市内32の協力医療機関で行う個別接種と市の施設で行う集団接種の2体制で行い、個別接種は5月15日から、集団接種は27日から開始しました。
9月から始まる接種については、5歳以上の全ての方が対象となりますが、現時点では国から具体的な方針が示されていません。
一方で、県からの要請により武田社製ワクチンの接種を希望される方を対象に、6月21日、7月12日の両日、立野庁舎で接種を実施することになりました。
今年度も、引き続き円滑な接種に努めます。

■大阪・関西万博関連
2025年に開催される大阪・関西万博では、県の取組みを国内外に伝えるため、県主体でさまざまな事業が計画されています。
メイン事業の一つである「ひょうごフィールドパビリオン」では、県全体をパビリオンに見立て、県内各地で体験型・周遊滞在型の認定プログラムが実施されます。現時点で本市では、本市と観光協会などが実施する8つのプログラムが認定を受けています。
また、地域の魅力を発信するリージョナルデー「市町の日」が企画されており、本市も参加の意向を伝えています。
その他に、経済産業省が出展する(仮称)女性活躍推進館においては、ジェンダーギャップの解消に取り組む本市に参画の打診がありました。
引き続き情報収集を行い、実施団体等と連携して本市の認知度向上と観光客誘致を図っていきたいと考えています。

■安全に安心して暮らせるまち
◇医療的ケア等に対応した障害福祉施設の誘致
但馬地域には、医療的ケア等に対応した障害福祉施設がほとんどなく、施設整備は積年の課題でした。また、採算性が乏しい事業のため、初期投資を抑える必要があり、事業用地の確保も大きな課題となっていました。
このような中、県が所有する但馬技術大学校のグラウンドが、豊岡病院や特別支援学校統合校の建設予定地の近接地であることから適地と判断しました。当該県有地に施設誘致をするため、3月20日に県知事に3市2町の首長の連名で当該県有地の無償貸付を要望しました。
その後、県から市へ無償を前提とした貸付の運びとなり、施設整備事業者の公募をしており、7月10日に事業者を決定する予定です。

■人と自然が共生するまち
◇外来種対策行動計画の策定
6月1日「特定外来生物による生態系等に係る被害防止に関する法律」の一部改正によりアメリカザリガニやアカミミガメが条件付特定外来生物に指定されました。地方公共団体も被害の発生状況等に応じて必要な措置を講ずるよう努めることになりました。
そのため、来年度を目途に外来種の対応方針などを定めた行動計画を策定することにしました。今年度は、外来種の分布状況調査やリスト化を行うとともに防除に関する情報収集を行う予定です。
市民の皆さんと協働で計画を推進し、外来種による影響を最小限に抑え、地域の自然環境や生物多様性の保全・再生を目指していきたいと考えています。

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