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令和5年度 教育行政執行方針(2)

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北海道せたな町

○健康・安全教育
学校では、運動の楽しさや喜びを実感させ、積極的に運動に取り組む意欲や態度を育てる取り組みが進められておりますが、今後も実生活に即した肥満防止、体力増強や食物アレルギー対応に係る適正な管理が図られるよう努めます。
食育では、学校での給食指導、学校栄養教諭による食に関する指導や、家庭への啓蒙・連携などを通して食に関する正しい知識と望ましい食習慣の定着を図るとともに、全ての食材をせたな産で賄う給食の日を設定し、積極的に地場産物を利用した給食の提供をするなど、食への感謝の気持ちと地域への愛着を醸成する指導の充実に努めます。
安全教育では、不審者、交通事故などから児童生徒が主体的に安全な行動をとることができるよう、警察などと連携を図り、交通安全教室など各種教室を開催し、危機対応能力などを身につける安全指導の充実に努めます。
また、防災教育として関係機関と連携した「一日防災学校」を充実させ、児童生徒の防災意識の向上を図ります。

○特別支援教育の充実
特別な支援を必要とする児童生徒への特別支援教育はとても重要なものであり、せたな町特別支援連携協議会やせたな町教育支援委員会を定期的に開催し、認定こども園・保育所、小中高等学校と関係機関が連携しながら児童生徒の適切な支援・指導に取り組みます。
また、特別支援教育支援員・学習支援員を配置するなど、それぞれの発達特性に応じた支援に取り組みます。

○幼児教育
認定こども園や保育所と連携し、園児一人ひとりの発達段階や特性を踏まえ、自発的な遊びや豊かな体験を積み重ねていく中で、健康な体や自立心、協調性、人と関わる力が身につくよう教育活動を支援します。
また、認定こども園や保育所から小学校への学びの連続性を維持するため、小学校体験入学や交流学習をスタートカリキュラムとして年間指導計画に位置づけるなど、幼児教育の充実に努めます。

○教職員の資質向上
教職員一人ひとりの資質・能力を高める研修を充実させ、教育公務員としての誇りと生きがいを持つ教員を養成するため、町教育研究会等の活動の充実や各種研修会への積極的な参加を促進します。そのほか教職員の心身の健康保持のため、スクールアドバイザーによる教職員のメンタルヘルスケアを実施し、働きやすい、風通しの良い職場づくりを支援します。
また、教職員が不祥事によって地域社会からの尊敬・信頼を失うことのないよう教育公務員としての自覚を促すとともに、体罰や交通違反等の不祥事防止、法令遵守による服務規律の徹底を図ります。

○教育環境の整備
改修工事として瀬棚小学校重油タンク設置工事及び瀬棚中学校体育館外壁改修工事などを、また備品購入として教育用サーバーの更新業務及び教師用パソコン購入事業を予定しています。
このほか、緊急性や重要性を考慮しながら教育施設の安全な維持管理に努めます。

■社会教育の推進
○乳幼児教育
核家族化や少子化が進行するなか、安心して子育てができる環境を整えるため、ボランティア団体等と連携し、ブックスタート事業、絵本の読み聞かせなど、親子交流の機会を提供します。
また、ボランティアの育成や研修を進め、体制の整備に努めます。

○青少年教育
子どもたちがさまざまな体験を通じて、連帯感・協調性・社会適応力を身に付けることを目的に『自然体験事業』や『ふるさと学習』を実施するほか、地域人材を活用した学校運営についても支援します。

○成人教育
多様なニーズに対応した学習機会の提供や、気軽に参加できる体験講座を開催します。
また、家庭の教育力を充実させるため、家庭教育に関する事業の充実やボランティアの育成を進めます。

○高齢者教育
高齢者が健康で元気に生きがいを持って生活ができるよう『高齢者大学』を中心として、多様な学習機会の提供や異世代交流事業並びに学習活動の支援充実に努めます。

○読書活動の推進
令和5年度から5か年計画として改定する「せたな町子どもの読書推進計画」に基づき、幼児期からの読書活動の推進を図るとともに、各学校に学校図書室支援員を派遣し、学校図書室の環境を充実させ、読書習慣の推進に努めます。
また、各図書施設につきましては、蔵書資料の充実、読書活動の推進を図り、町民に親しまれる図書施設としてより良い運営に努めます。

○芸術・文化
町民が心豊かに、より創造的で文化的な生活が営めるよう文化講演会、芸術鑑賞機会の提供に努めます。
また、町民の日常的な文化活動を促進するため、文化団体やサークルなどと連携した文化祭開催のほか、芸術鑑賞事業実行委員会や郷土芸能団体等への支援を行うとともに、誰もが気軽に参加や活動ができる環境づくりに努めます。
本町の貴重な文化財や郷土資料については、学芸員による適正な保護・保存に努めるとともに、定期的な展示会や資料を活用した各種事業を開催し、文化財の公開と情報発信に努めます。

○スポーツの推進
健康づくりを目的にした包括連携事業を活用するなど、町民一人ひとりが、それぞれのライフスタイルに応じて、いつでも、どこでも、だれでもスポーツに親しむことができる生涯スポーツの推進に努めます。
子どもたちの運動能力の基礎を培うため、スポーツの楽しさを実感できる各種スポーツ教室のほか、プロの選手やチームによるスポーツアカデミー事業を実施します。
海洋スポーツについては、B and G海洋クラブや指導者会と連携し海洋スポーツの普及に努めるとともに、「水に賢い子どもを育む年間型活動プログラム」を実施し、地域の身近な教育資源を活用したふるさと学習の推進や、小学生を対象とした着衣泳の実施など「水辺の安全」に関する学習機会の提供に努めます。

○社会教育・社会体育施設の整備
真駒内球場外周フェンス改修工事を予定しています。
施設の管理運営に関しましては、町民の生涯学習・生涯スポーツの重要な活動拠点として、緊急性や重要性を考慮しながら適切な維持管理に努めます。

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