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令和5年度 町政執行方針(3)

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北海道せたな町

■自然を守り、安全にすごせるまち
○上下水道事業
水道事業では、松岡地区の水道水の安定供給に向け、井戸新設調査設計業務を実施するほか、これまで同様、各施設の適正な維持管理を図り、「安心、安全な水の確保」、「安定した水の供給」、「健全経営」に努めます。
熱源供給事業では、各施設の適切な維持管理を実施し、安定した温泉の供給を図ります。
下水道事業では、大成浄化センター改築更新工事を実施するほか、下水処理施設などの適切な維持管理に努めます。
漁業集落排水施設では、昨年度に引き続き太櫓地区の排水処理施設の更新工事を実施し、安定した汚水処理に努めます。
また、上下水道事業会計は、国が示した「経営改革推進基本方針」を踏まえ、公営企業会計移行に向けた準備を進めます。

○環境衛生
地域の良好な環境を保つため、ごみの不法投棄防止に努め、「資源ごみ回収奨励金事業」や「小型家電リサイクル事業」を引き続き実施するほか、ごみの分別の徹底や資源化・減量化による循環型社会の形成に努めます。
また、公共下水道などが未整備の地域における生活排水対策では、合併浄化槽の普及促進を図るため、設置費の補助を継続して実施します。
北部桧山衛生センター組合は、現在の最終処分地施設が埋立開始から14年目を迎え、令和6年度には満量になると推測されることから、新たな最終処分地施設の建設を、本年度から令和6年度までの2か年の継続事業として、処分場造成工事及び浸出水処理施設更新工事を実施します。

○消防・防災体制
消防は、施設の維持管理を適切に行うとともに、消防職員及び団員の資質の向上を図り、災害などへ迅速な対応ができるよう更なる強化に努めます。
防災では、尊い人命が犠牲となりました北海道南西沖地震から今年で30年が経過することから、地震津波などの災害を想定した総合防災訓練を実施し、関係機関・団体相互の連絡体制を確立するとともに、町内会・自主防災組織による防災体制の構築を図ります。
また、危険箇所や避難所などを掲載した防災マップを最新の情報に更新し、各家庭で活用いただけるよう町内全戸へ配付を行い、防災に対する意識の向上を図るとともに、引き続き自主防災組織に対する支援を積極的に行い、「自助・共助・公助」の連携による地域防災力の向上に努めます。

○河川の整備
一級河川後志利別川の内水被害対策を国に引き続き要請するほか、北海道管理河川の太櫓川、真駒内川、トンケ川の改修工事が引き続き実施の予定であり、これらの事業が早期完成となるよう今後も道に対して強く要請します。
このほか、過去に内水被害をもたらした河川の早急な対応を関係機関に引き続き強く要請します。
また、町が管理する準用河川最内川、第1最内川においては、緊急浚渫推進事業債を活用した浚渫工事を実施し、適正な河川の維持に努めます。

○交通安全・防犯・消費者対策
交通安全対策では、町民一人一人の交通安全意識の高揚を図るとともに、交通事故撲滅に向け、関係機関や団体などと連携し、街頭啓発や交通安全教育などの取り組みをより一層推進します。
防犯対策では、深刻化する高齢者などへの電話による特殊詐欺被害を未然に防止するため、新たに迷惑電話防止機能がついた電話機などの購入に対し補助を行います。
また、引き続き公共施設に防犯カメラを設置し、犯罪の抑止力を高めるとともに、警察署をはじめ関係機関等と連携し、犯罪のない安全で住みよいまちづくりを推進します。
消費者対策では、年々複雑化する消費者トラブルを未然に防止するため、今後も被害防止の啓発強化や相談窓口の体制確保に努めるとともに、町民が安全で安心な生活を送ることができるよう、消費者行政の推進に取り組みます。

○町有施設の解体
周辺環境に配慮し、老朽化した旧太田小学校のほか、用途を終えた施設や町営住宅などを解体します。
また、適切な管理が行われず周辺環境に深刻な影響を及ぼす空家などの対策として、特定空家の解体に対する助成を引き続き実施します。

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